全国の女性の弁当作り事情を探る！エクスクリエの調査結果が示すトレンド

エクスクリエが発表したお弁当作りに関する調査結果

株式会社エクスクリエは、全国の20代から60代の女性を対象にした「お弁当作り」に関するWebアンケートを2024年9月12日から13日まで実施し、1,000名の有効回答を得ました。この調査では、女性がどの程度お弁当を作っているのか、どのような工夫をしているのか、そして市販品の利用状況など、幅広い情報が明らかになりました。

お弁当作りの頻度

調査によると、全体の約4割に相当する女性が週に1回以上お弁当を作っていることがわかりました。特に20代の女性では、なんと3割が週に4〜5回お弁当を作ると回答しています。この傾向は、20代が「料理が好き」であるため、趣味として楽しんでいる様子を示唆しています。

一方、30代や50代の回答者は、主に子供のためにお弁当を作ることが多いようで、未就学児や高校生以上の子供に向けてお弁当を準備しているとのこと。これは、給食のない生活を送っているため、必要性が高まっていることが関係していると考えられます。

市販品の活用頻度

また、お弁当作りにおいて市販品の利用状況も確認されました。冷凍食品の使用について、主菜や副菜、野菜といった項目すべてで、使用頻度が6割以上に達しており、特に主菜の冷凍食品は69%、副菜でも65%が「ほぼ毎回使う」と回答しています。これにより、冷凍食品が弁当作りの欠かせない助けとなっている様子が伺えます。

年代ごとの工夫

調査結果からは、各年代ごとにお弁当作りに対する意識や工夫の違いも明確に表れました。20代は『料理のバリエーションを増やす』ことや『香りや味のアクセントを加える』ことに重点を置いているのに対し、40代では『調理時間を短縮する』という意識が強く、家事と育児を両立させるための時短や経済性を重視しています。

そして60代の女性は、『健康に良いメニュー』を気にしつつ、持ち運びの便利さや食品ロスを減らす工夫をしていることがわかりました。このことから、年齢を重ねていく中で、より健康的かつ効率的なお弁当作りを目指している様子が窺えます。