やきものカジュアルブランド『HIZEN5』新文具プロダクト発表
福岡の人気文具店と肥前地域のプロデューサーが手を組み、誕生したやきもの文具が注目を集めています。新たに発表されたこれらの文具は、伝統的な技術を活かしつつ現代のニーズに応えるものとなっています。特に、日本初となる磁器製のペン「IMARI PEN」や、唐津焼をテーマにした「カラツイロ」のインクの存在は、商品の独自性を際立たせています。
文具新商品の全貌
今回発表されたやきもの文具は、合計8種類。ペンやインクだけでなく、マスキングテープカッターやデスクオーガナイザーも加わり、生活の中で使用する楽しさを追求しています。
主要商品
- - IMARI PEN:磁器で作られたペン先が特長。書き味は滑らかで、思わず手に取りたくなる商品です。価格は8,500円から。
- - カラツイロ:唐津焼の釉薬をインクで再現。カラフルな色合いが魅力で、様々な描写や文字を書き添えたくなります。
- - マスキングテープカッター:シンプルなデザインが特長で、機能性も高い商品です。
この新プロダクトは、11月29日から12月19日まで福岡市の六本松蔦屋書店で販売され、他の文具店でも取り扱われる予定です。また、12月12日から15日に開催される文具女子博2019にも出展し、より広い層に訴求することを目指しています。
発表会の様子
“いい文具の日”のイベントにおいて、佐賀県知事と『HIZEN5』のアンバサダーである西本早希さんが出席し、新商品の魅力を語りました。知事は「商品が持つストーリーや情熱が伝わり、国内外にも広めていきたい」と期待を寄せました。製作陣も「良いものを作るために試行錯誤したが、自信のある商品に仕上がった」とのコメントが聞かれました。
若者と文化の融合
「HIZEN5」は、佐賀県や福岡県の若い女性をターゲットに位置づけ、新しいやきもの文化を創出するべく取り組んでいます。地域の特性を活かした商品開発を通じて、訪れる人々により深い理解と愛着を感じてもらうことを目指しています。公式ウェブサイトを訪れることで、最新情報から各種商品の詳細まで知ることができます。
やきもの文化の未来
『HIZEN5』に限らず、肥前地域のやきもの文化はさらに進化していくことでしょう。伝統を大切にしつつ、現代の感性を取り入れた商品が続々と登場予定です。やきものを通じて新たなライフスタイルを提案し、文化の発信地としての役割を果たすことが期待されています。
生活に寄り添うことを大切にしたやきもの文具を楽しみながら、ぜひこの新しいプロジェクトに注目してください。