横浜サカイヤ薬局堂と横浜国立大学のコラボ
創業92年を誇る横浜サカイヤ薬局堂が、横浜国立大学の教育学部との産学連携プロジェクトにより、新しい公式キャラクター「サカイくん」を誕生させました。サカイくんは、横浜のシンボルとも言える「カモメ」をモチーフにしたキャラクターで、地域の魅力を発信する役割を担います。
キャラクター誕生の背景
このプロジェクトは、2025年1月1日に就任した竹内大介CEOのもとでスタートしました。新たな経営方針「マーケティング経営×EQ経営」に基づき、セルフメディケーションの重要性を広めるための“スポークスマン”としての位置づけを目指しています。この経営戦略は、健康で美しく歳を重ねる社会の実現に向けたビジョンを掲げていますが、日本国内でのセルフメディケーションの認知度はまだ途上です。
そこで、地域の若い力を活かすために、横浜国立大学の美術専門領域の学生たちがキャラクターの創作に取り組みました。プロジェクトの初回には竹内CEO自身が登壇し、学生たちに企業の目指すビジョンや社会への影響を説明しました。彼らはこの課題に意義を感じ、力を合わせて作品の制作に取り組むこととなりました。
サカイくんの選出プロセス
数多くの作品から選ばれたサカイくんは、社内投票を経て公式キャラクターとして認定されました。親しみやすい外見と、元気を感じさせるデザインが支持され、今後は様々な媒体や販促物に登場する予定です。サカイくんは、全世代に向けてセルフメディケーションの重要性を啓発する役割を果たします。
産学連携の意義
このプロジェクトは、地域の大学と企業が協力して新しい価値を創造する試みであり、若い世代の創造力を活かして社会課題の解決に結びつけることを目的としています。行政や地域団体との連携も視野に入れ、さらなる発展を目指しています。横浜サカイヤ薬局堂は、地域に根差した企業として、健康意識の向上や文化の育成にも貢献する方針です。
企業情報
本社は横浜市金沢区にあり、医薬品や化粧品、健康食品などの販売や、フィットネスクラブ「カーブス」の運営、さらには高齢者向けの宅配弁当も手掛けています。このような多角的な事業展開を通じて、地域の健康促進に寄与することを企業としての使命としています。
【会社概要】
- - 所在地: 神奈川県横浜市金沢区六浦4-17-32 COCOMOビル3F
- - 代表者: 世永有里(代表取締役社長)、竹内大介(専務取締役CEO)
- - 設立: 昭和8年8月
- - 事業内容: 医薬品・化粧品・医療器具・健康食品などの販売
フィットネスクラブ「カーブス」運営、高齢者向け宅配弁当「宅配クック 1・2・3」の運営
このように、横浜サカイヤ薬局堂は地域に密着した企業として、今後も健康と地域貢献を両立させ、サカイくんを通じて多くの方々に愛される存在を目指します。