冬休み子ども応援プロジェクトで温かい食事を届けよう！

冬休みの季節が近づいてきました。この時期、特に子育て世帯にとっては、十分な食事を確保することが重要ですが、厳しい生活を強いられている家庭も少なくありません。そこで「フードバンクイコロさっぽろ」が立ち上げた「冬休み子ども応援プロジェクト」が今年も実施されます。このプロジェクトの詳細と、私たちがどう支援できるかをご紹介します。

プロジェクトの背景

現在、日本での食品ロスは年間およそ472万トンにも上ります。これは、一人あたりに換算すると約38キロの食品が廃棄されている計算になります。一方で、経済的な理由から充分な食事が摂れない家庭も存在し、これが「食の安全保障」という観点からも大きな問題となっています。

「フードバンクイコロさっぽろ」では、廃棄されるはずの食品を企業や生産者、そして個人の方々から寄贈してもらうことで、生活が厳しい困窮世帯に食品を届けています。この取り組みが支えているのは、地域の温かな協力です。

冬休み子ども応援プロジェクトの概要

このプロジェクトでは、冬休み期間中に子育て世帯向けの食料が詰まった小包を配布します。具体的には、通常の300世帯への小包発送に加え、100世帯への対面でのお渡しも計画しています。しかし、全道に400世帯に十分な量の食品を届けるためには、皆様の支援が不可欠です。

11月1日から12月15日までを「ご寄贈・ご寄付強化期間」と定め、食品やボランティアの協力を広く呼びかけています。

食品の寄贈方法

寄贈いただきたいのは、通常のSOS事業用食品です。このプロジェクトでは、10トンの食品を目安として受け取りを行います。少しでも多くの量を集めることで、寄付者の皆様の助けとなります。企業や生産者の方々には、冬休み中の子どもたちの食を支えるための協力をお願いしています。

寄贈に関する問い合わせ

食品寄贈についてのご相談がある方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。

- メール: [email protected]

個人の方々も参加できます

個人の皆様も、直接イコロに食品をお送りいただくことができますし、各協賛企業が実施しているフードドライブコーナーに寄贈していただくことも可能です。買い物の際に、お気軽にご利用ください。

直接送り先

NPO法人フードバンクイコロさっぽろ
〒065-0024 札幌市東区北24条東8丁目1-20パレスビル241階

フードドライブ実施施設（敬称略）

- 無印良品札幌パルコ６F
- スーパーアークス北24条店
- ラソラ札幌
- など、札幌市内の多くの店舗で受け付けています。

寄付について

フードバンク事業は「もったいない食品」を無償で提供し、無償で配布する活動です。このため、必要な経費は寄付金や助成金によって賄われています。今年の冬休みのプロジェクトに向けて、60万円の寄付金を目指しています。寄付をしてくださった方の情報は、送り先の小包やパントリーに記載されるので、ぜひご協力をお願いしたいと思います。