STAR-CCM+ 最新版
2015-02-25 18:00:06

STAR-CCM+ 最新版v10.02がシミュレーションの未来を切り開く

STAR-CCM+ 最新版v10.02、シミュレーションの新たな時代へ



2015年2月25日、米国CD-adapco™は、エンジニアリング界に新たな革新をもたらすCAEシミュレーションソフトウェア「STAR-CCM+」の最新版v10.02を発表しました。この新バージョンは、エンジニアリング用CFD(計算流体力学)に焦点を当て、設計プロセスの迅速化に寄与する多くの新機能を搭載しています。

MDXによる設計の最適化



v10.02では複合領域設計最適化(MDX)機能が強化され、エンジニアはより効率的にシミュレーションを行うことが可能になります。これにより、製品性能を合成的に理解し、設計の探索が実現。CD-adapcoのプロダクトマネジメント上級副社長Jean-Claude Ercolanelliは、MDXの導入が顧客に優位性をもたらすと述べています。

テクノロジーの革新



STAR-CCM+ v10.02の最大の特徴は、リモート実行を可能にするCADクライアント機能です。これにより、ネットワークやプラットフォームを問わず設計空間を探索できるようになりました。従来のCFD界では実現が難しかった新たな領域へのシミュレーションを拡大し、作業効率を大幅に向上させます。

加えて、液膜とラグランジェモデル間の新しい相互作用モデルが追加され、混相モデリング技術は飛躍的に進化しました。この進歩により、雨水管理やギアボックススロッシングなど、これまでシミュレーションが困難だった領域へのアプローチが可能となります。

体験の向上



STAR-CCM+ v10.02では、新しい「STAR-View+」機能がカスタマーエクスペリエンスを一新。アニメーションや非定常結果を記録・共有できるこのツールは、シミュレーションの協力作業を容易にし、ユーザーが結果を深く探査する手助けをします。さらに、GPUの利用により、画像表示速度が大幅に改善され、インタラクションも向上しました。

生産性の向上



新バージョンではスループットが改善され、設計変更を迅速に探査できる環境が整ったことで、エンジニアの日常業務は格段にスムーズになります。特に、IdeaStormプラットフォームからの40件の要望に応じた新機能は、ユーザーが求める生産性を実現しています。

まとめ



持続的なイノベーションを目指すCD-adapcoは、STAR-CCM+ v10.02を通じてエンジニアリングの未来を切り開いています。この最新版は、多種多様なシミュレーションの実施を可能とし、業界の様々なニーズに対応するでしょう。詳細は公式ブログ(http://www.cd-adapco.com/blog)にて確認できます。全世界での同時リリースを経て、期待される技術の進化をお楽しみに。

会社情報

会社名
シーメンスPLMソフトウェア・コンピューテイショナル・ダイナミックス株式会社
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12新横浜スクエアビル16階
電話番号
045-475-3285

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