MCCatalog+リニューアル
2014-12-01 14:09:19
モリサワの新しい電子情報配信サービス「MCCatalog+」が多言語対応に進化
モリサワが「MCCatalog+」をリニューアル
株式会社モリサワは、電子情報配信サービス「MCCatalog+」をリニューアルし、多言語対応の新機能を追加したことを発表しました。これにより、訪日外国人旅行者への情報提供が一層スムーズに行えるようになります。
MCCatalog+の概要
「MCCatalog+」は、カタログやパンフレット、チラシなどの印刷物をスマートフォンやタブレット端末に簡単に配信できるクラウドベースのサービスです。従来の印刷データをそのままアップロードするだけで、読者が求める情報をタイムリーに提供することが可能です。利用者は、iOSやAndroidに対応した専用アプリ「Catalog Pocket」を通じて、地域密着型で多様な情報を受け取ることができます。これにより、特定のエリアに特化した情報収集や、ユーザーの嗜好に応じた効果的な情報提示が実現します。
新しいプランの詳細
株式会社モリサワは、「MCCatalog+」に「Premium Plan」と「Standard Plan」の2種類のプランを新たに導入します。
Premium Plan
Premium Planでは、自動翻訳エンジンとの連携が可能です。これにより、日本語を含む最大5言語(英語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語)でコンテンツを配信できるようになります。この機能は、観光ガイドや施設案内など、訪日外国人旅行者に向けて、多言語の情報を提供することを目的としています。特に近年、訪日外国人の増加が顕著であり、様々な言語での情報提供のニーズが高まっていることから、このプランは非常に重要です。
Standard Plan
Standard Planは、自動翻訳機能を用いずに、既に翻訳されているコンテンツを配信するためのプランです。このプランでも多言語対応ビューア機能を活用し、多様な情報を効率的に扱うことができます。つまり、利用者が自ら翻訳を行ったコンテンツをスムーズに配信できる仕組みが整っています。
利用環境について
「MCCatalog+」を利用するためには、特定の動作環境が必要です。Webブラウザや電子メールを利用できるインターネット接続環境は必須で、WindowsユーザーはGoogle Chromeの最新バージョンを使用する必要があります。また、「Catalog Pocket」に関しても、iOSとAndroidに対応したバージョンが提供されています。
既存ユーザーへの配慮
このリニューアルにあたり、既存の「MCCatalog+」を契約している顧客も新しい2種類のプランを選択できるようになっています。これにより、既存の顧客にも柔軟性を持たせ、今後の情報配信を円滑に進めることができるでしょう。
まとめ
モリサワの「MCCatalog+」のリニューアルは、多言語対応による情報配信の強化や、ユーザビリティの向上に繋がります。特に訪日外国人への情報提供が求められる中、様々な言語でのコンテンツ配信は、観光業界において大きな利点となるでしょう。今後、より多くの利用者がこのサービスを通じて、新たな体験を得られることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社モリサワ
- 住所
- 大阪市浪速区敷津東2-6-25
- 電話番号
-
06-6649-2151