涙液を用いたがん検査技術、共同研究がスタート
株式会社TearExoは、涙液を利用したがん検査技術「TearExo®法」の実用化に向けて、株式会社メニコンと共同研究を開始したことを発表しました。この研究は、がんの早期発見および早期治療の促進を目指し、健康社会の実現に寄与することを目的としています。
TearExo®法とは?
TearExo®法は、涙液中に含まれる細胞外小胞(エクソソーム)を高感度かつ迅速に検出できる新しい技術です。これにより、検査の前処理が必要なく、いつでもどこでも簡単に自己採取が可能な点が大きな特徴です。がん細胞から放出されるこれらの小胞を利用して、従来の免疫測定法よりも100倍から1000倍の感度でがんを検出することができます。
実際、この技術は涙液を用いるため、検査ハードルが非常に低く、検査を受ける人々にとってもストレスが少ないという利点があります。TearExo®法は、誰もが自身の健康を手軽に管理できる未来を目指しており、早期発見と治療を実現するための重要なステップとなります。
共同研究の背景
株式会社メニコンは、1951年に創業した国内最大のコンタクトレンズメーカーであり、素材開発から製造、ケア用品までを手掛けています。TearExoとの共同研究により、TearExo®法の社会実装が加速し、さらなる技術革新が期待されます。両社の強みを生かし、がん検査の新たな基準を確立することが狙いです。
健康社会の実現に向けて
TearExoの代表取締役CEOである堀川諒氏は、「涙液による検査法の社会実装は、健康管理を支援し、人々がより健やかな生活を送ることに貢献したい」と述べています。がんは早期発見が治療成績を大きく左右するため、この新たな手法により多くの人々が健康な未来を享受することができるでしょう。
まとめ
この共同研究によって、涙液を用いたがん検査技術の発展が期待されています。実用化が進めば、がん検査へのアクセスが向上し、健康管理の手法が一新されるでしょう。涙液を利用したこの手軽な検査法が、未来の健康社会の実現に貢献することを心から願っています。