万博での新たな体験
2025年10月10日から11日にかけて、大阪・関西万博にて開催された「こども万博」には、約2.4万人が来場しました。このイベントはトゥモローゲート株式会社が参加し、リアルとメタバースを融合した“仕事体験ブース”を展開しました。
こども万博とは?
「こども万博」は、コロナ禍で活動が制限されている中、12名の子どもたちの夢から始まりました。その魅力は、子どもたちが自己の夢を発見し、家族と共に成長を実感できることです。日本の子どもたちは、自己肯定感や挑戦意欲の面で他国と比較して低いとされていますが、こうしたイベントはその向上を目指しています。
リアル×メタバース体験
トゥモローゲートのブースでは、参加者は仮想空間のオフィスを探検し、自分の“なりたい姿”を名刺にデザインする30分間のワークショップが開催されました。参加したキッズビジネススクールの生徒がサポート役となり、若い世代に“働くことの楽しさ”を伝える役割を果たしました。
お仕事体験の3つのステップ
1.
入社式
子どもたちは、トゥモローゲートの「こども社員」として参加し、西崎社長からのメッセージ動画を見て、誇りをもって体験に挑みました。
2.
メタバース空間のオフィス探検
「Roblox」で再現されたトゥモローゲートのオフィスにて、アバターを通じてデザイナーやエンジニアが働くフロアを体感。子どもたちは「すべり台がある!」と興奮し、メタバースの魅力を肌で感じることができました。
3.
名刺づくり
最後に、子どもたちは自分の夢や好きなことを詰め込んだオリジナル名刺を作成。作った名刺を元気に交換しながら、達成感を味わいました。
約200人の「こども社員」が誕生
この2日間で、参加した約200名の子どもたちがそれぞれの夢を持つ「こども社員」として新たな体験をしました。「ハチワレが好きな看護師」、「新幹線が好きな探偵」など、様々な夢が集まりました。
参加を終えた子どもたちは多くが「働くって楽しい!」と感想を述べ、実に98%が「働くことが楽しみになった」と答える結果となりました。保護者の皆さんも、「子どもが自分の夢を語るようになった」との声を寄せています。
トゥモローゲートが目指す未来
代表取締役の西崎康平氏は、「子どもたちに仕事の楽しさを早くから知ってもらうために、今後も教育機関や自治体と連携して“働く教育”を広げていきたい」と語りました。子どもたちが“働く=楽しい”と思える社会が実現できる日も、そう遠くないかもしれません。
イベント情報
- - イベント名: 未来のトビラをひらく「こども万博」
- - 開催日時: 2025年10月10日(金)・11日(土)
- - 会場: EXPOメッセWASSE
- - 主催: こども万博実行委員会
- - 来場人数: 約2.4万人
この取り組みが、子どもたちに未来を広げるきっかけとなることを願っています。