AI活用で業務効率化を図るシャノンとSICテックの提携
2023年、株式会社シャノンと株式会社SICテックが販売パートナー契約を締結した。これにより両社は、AIとOCRを駆使した業務効率化のソリューションを全国の企業に提供することを目指している。グローバルなビジネス環境において、企業は限られた人手で生産性を向上させることが求められる中、双方のソリューションがどのように業務改善に寄与するのか、その詳細を見ていこう。
提携の背景
現在、多くの企業は人材不足や事務作業の煩雑さに頭を悩ませている。特にバックオフィス業務、例えば見積書や請求書の作成などにかかる時間が営業活動の妨げとなるケースが増えている。こうした課題に対して、AIの導入が急務とされているが、多くの企業が「どの業務から着手すべきか」「初期投資に見合う効果が得られるのか」といった決断が難しい状況にある。
このような背景の中、シャノンとSICテックは共同で、業務負担の軽減と売上拡大の両立を図る新たなビジネス基盤を提供することとなった。両社の提携は、システム構築と営業支援の知見を活かして、企業の各部門が効果的に連携できるソリューションを通じて生産性を向上させることを目的としている。
提供されるソリューション
「CLOUD PAPER」
SICテックが展開する「CLOUD PAPER」は、AIとOCRを用いて見積書や請求書を迅速かつ正確に処理できるクラウドサービスである。このシステムにより、手作業によるデータ入力の負担と誤入力を最小限に抑えることができ、バックオフィス部門の業務効率が大幅に改善される。また、営業部門においても迅速な見積もり作成が可能となり、商談から受注までの流れをスムーズにする。
「シャキーン」
シャノンが提供する「シャキーン」は、月額3万円という低コストで利用できる「営業・販促オールインワン」ツールである。ノーコードの設計を採用しているため、専門知識がなくても誰でも簡単に営業活動を実施することができる。このため、企業内の営業スタッフを総動員し、効率的にマーケティング活動を進めることが可能になる。
業務改善プラットフォーム「kintone」
さらに「CLOUD PAPER」や「シャキーン」との連携により、サイボウズの業務改善プラットフォーム「kintone」を利用することにより、企業は一元管理されたデータを活用して迅速な意思決定を行うことができる。これにより、ビジネス全体の生産性が向上することが期待されている。特に「kintone AI」の導入により、AIの機能も活用されることで、さらなる業務改善が進むだろう。
将来のビジョン
今後、SICテックは全国各地の企業に対し、経理・総務、営業現場の両部門の生産性向上を推進していく考えだ。そしてこの提携により、AI導入の際に生じる心理的・コスト的なハードルを下げることで、多くの企業が新たな商機を見出せるようサポートしていく。両社の協力が、業界全体にポジティブな変化をもたらすことが期待されている。
エンドースメント
SICテックの営業本部 営業第1部部長、加藤彰将氏は「今回の提携は、長年のお客様からのニーズに応えるもの。事務負担の軽減に役立つ「CLOUD PAPER」と、営業活動を支援する「シャキーン」を組み合わせることで、ビジネスの成長に貢献できると確信しています」とコメントしている。
まとめ
シャノンとSICテックの提携は、新たな業務効率化のサポートとして幅広い業種の企業に価値を提供することで、競争力を高めることが期待されている。今後は、両社の構想が実現されることで、さらに多くの企業が業務の根本的な改善を果たし、新たな成長機会をつかむことができるだろう。期待が高まるこの新たな取り組みから目が離せない。