無償公開された商用利用可能なAIアート生成AI「Emi 3」
2023年、AI Picasso株式会社は新たに高品質なAIアート用画像生成AI「Emi 3」を発表しました。このAIは商用利用に対応しており、特にイラスト、アニメ、マンガの表現に特化しています。これにより、個人や企業が自由に且つ安心してクリエイティブな活動を行うことができるようになります。
Emi 3の特長
1. 高い表現能力
「Emi 3」は最先端のモデル「Stable Diffusion 3.5 Large」を基盤にしており、最大200単語の長いプロンプトでも高度に対応できます。特に多様な表現を実現するために、モデルマージやフルファインチューニングといった手法を用いており、その結果、非常に豊かな表現力を持っています。例えば、以下のようなプロンプトで生成された画像も可能です。
- - 「Happy Holidays!」と話す少女
- - 手に炎をまとった男子
さらに、長いプロンプトを手動で入力することも、AIに生成させることもでき、フレキシブルな使い方が可能です。
2. 倫理的な配慮に基づく設計
「Emi 3」は、画像生成において同意なしの画像を学習しない「オプトアウト」方針を採用しており、倫理的に配慮されたモデルです。これにより、従来のモデルに比べてより安全に使用できることが魅力の一つです。
3. 商用利用可能
本モデルは商用利用を前提に設計されており、クリエイティブな創作活動から事業展開に至るまで、様々な活用が期待されています。個人や企業問わず、多様なシーンで安心して利用できるのが大きな魅力です。
クリエイターとの取り組み
1. クリエイターのための技術開発
AI Picassoの親会社である株式会社AIdeaLabは、アニメーターの長時間労働の改善を目指し、経済産業省の支援のもと動画生成AIの基盤モデルを開発しています。この取り組みは、効率的な作業やアイデア創出を支援し、最終的にはクリエイターのニーズを反映した技術の提供を目指しています。
2. 対話を通じた共創
「Emi 3」も、前作「Emi」と同じようにクリエイターの意見を反映しながら開発されました。現在もX(旧Twitter)やDiscordを通じて、他のモデルを含む幅広い意見を募っています。これにより、ユーザーが求める機能や特性を徐々に具現化していく方針です。
まとめ
AI Picasso株式会社では、キャラクター画像生成AIを含むAI技術に関するさまざまな相談に対応しています。興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
会社概要
- - 社名: AI Picasso株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 宮内 和貴
- - 所在地: 東京都港区赤坂3-13-4 赤坂三河家ビル5F
- - 設立: 2022年9月28日
- - 事業内容: AIイラストアプリ「AIピカソ」やAI素材サイトの運営、画像生成AIのコンサルティング
- - URL: AI Picasso
- - お問い合わせ: [email protected]
- - 公開note: こちら