佐渡の魅力を再発見!新TVCM「忘るべからず」が始動
2025年3月20日、佐渡汽船株式会社が公開した新しいTVCM「佐渡島、忘るべからず。」が、首都圏と新潟で放送を開始しました。このキャンペーンは、佐渡島の魅力を広く知ってもらうことを目的にしており、地域の観光誘致と創生に貢献することを目指しています。
このCMでは、佐渡に縁のある能楽の大成者、世阿弥とその子孫である観世三郎太さんが登場します。作品では、世阿弥の「初心忘るべからず」という教えを基にしたメッセージが流れ、佐渡島の自然や文化の素晴らしさを伝えていきます。
CMの内容とは
TVCMは、佐渡島の知られざる魅力を美しい映像で紹介しています。金山やたらい舟といった有名な観光地だけでなく、佐渡特有の自然景観や独自の歴史文化にも焦点が当てられています。
CMのタイトルには、「佐渡島、忘るべからず」というキャッチコピーが使われています。この言葉は、能楽界の大先輩である世阿弥が著書『花鏡』に記したもので、彼が佐渡島で過ごした晩年に深く結び付いています。「忘るべからず」という言葉は、初心を忘れず、常に心に留めておくべきという励ましでもあります。この教えは、芸事に限らず、人生においても重要とされています。
CMでは、そのナレーションを観世三郎太さんが手掛けており、約600年の時を超えて世阿弥の言葉を体現した声が響き渡ります。壮大な自然の中での二人の共演は、視聴者の心に深く迫ります。
佐渡の魅力を多角的に発信
「佐渡島、忘るべからず。」キャンペーンは、TVCMだけでなくYouTubeや駅広告など多様なチャネルでも展開されており、佐渡の観光スポットや文化、グルメ情報を網羅的に紹介しています。
これにより、訪れる人々が佐渡の多彩な魅力を体験できるよう、さまざまなプロモーション活動が行われていきます。
観世三郎太さんの紹介
ナレーションを担当する観世三郎太さんは、観世流の能楽師であり、世阿弥の直系の子孫です。彼は1999年に生まれ、幼少期より能の稽古を重ね、数々の名作に出演してきました。彼の演技は、日本国内だけでなく、ニューヨークやパリ、ローマなど海外の公演でも高く評価されています。
最近では、令和元年に天皇陛下の即位に際し、国際的な舞台で能を披露するなど、若手の代表者としての役割を果たしています。
まとめ
新しいTVCM「佐渡島、忘るべからず。」は、佐渡島の豊かな自然と独自の文化を再認識させる素敵な機会を提供しています。この機会にぜひ佐渡島の魅力を探しに訪れてみてはいかがでしょうか?
詳しい情報は公式サイト(
佐渡汽船)で確認できます。