建設現場の未来を塗り替えるICT導入協議会
令和6年9月30日に、東京都千代田区において「ICT導入協議会(第19回)」が開催されます。この会議は、建設現場におけるICT施工の導入を推進するためのもので、産学官からの多様な専門家が参加し、今後の展望を共有します。
i-Construction2.0の重要性
国土交通省は、2040年度までに建設現場での人手を少なくとも3割削減し、作業の生産性向上を狙っています。この取組の一環として展開されているi-Construction2.0では、施工のオートメーション化がトップランナー施策として位置づけられており、今回のICT導入協議会ではその実績や今後の方向性について論議されます。
会議の概要
- - 日 時: 令和6年9月30日 14:00~16:00
- - 場 所: 東京都千代田区霞が関 2-1-3
中央合同庁舎3号館 11F インフラDXルーム(ウェブ会議併用)
会議の主な議題は以下の通りです。
1. ICT施工に関する状況報告
2. ICT施工の技術基準類拡大に関する報告
3. ICT施工及び遠隔施工におけるロードマップ案
これらの議論を通じて、業界全体のガイドラインとして位置づけられるロードマップが作成される見込みです。
報道関係者の参加について
会議は通常非公開ですが、一部報道機関に対しては傍聴が許可されます。傍聴を希望する報道機関は、9月27日17:00までに事前申し込みを行う必要があります。申し込み内容は氏名、所属、連絡先等の詳細を記入したメールを送信することが求められています。参加後は、会議の冒頭部分の傍聴やカメラ撮影が可能です。ただし、具体的な議論内容についての公開は行われないため、報道に際しては慎重な取扱いが求められます。
国土交通省の公式サイトでは、会議資料が後日公開される予定です。これによって、一般にも情報が開示され、ICT施工の理解と普及がさらに促進されることが期待されます。
まとめ
「ICT導入協議会(第19回)」は、建設業界におけるICTの推進に向けた重要なステップとなります。現場のオートメーション化を進めるためには、技術の導入が必須であり、そのための明確な指針が求められています。今回の協議会を契機に、より効果的な施策や技術が生まれることを期待しています。