新たな金融ITプラットフォーム「FinBridge」の登場
東京都練馬区に本社を置くキャトルソフトウェアは、2025年1月31日に金融IT・FinTechの総合情報サイト「FinBridge」を正式にサービス開始します。この新サイトは、金融機関とIT製品、サービスをつなげるためのプラットフォームとして位置付けられ、金融のデジタルトランスフォーメーションやFinTechの発展を促進する役割を果たします。
「FinBridge」が目指すもの
「FinTech」という言葉が日本に浸透してから約10年。キャッシュレス決済や暗号資産、オープンAPIの普及により、金融IT市場は驚異的な成長を遂げてきました。IDC Japanの調査によると、国内金融IT市場は2025年に前年比7.5%増の約3兆3,290億円に達し、2028年には3兆8,956億円へと成長する見込みです。しかし、一方で金融機関はIT専門人材の不足や自社に合ったIT製品を見つけることが困難になっています。
「FinBridge」はこうした課題を解決するために、金融機関とITサービスを効率的に結びつけるプラットフォームを提供します。これにより、金融機関はより適切なITソリューションを簡単に見つけることができ、ITベンダやFinTech企業は金融機関へのアプローチが容易になります。
提供される3つの価値
1. 信頼性の高い情報配信
金融IT業界の最新ニュースや専門家の見解、製品導入事例など、実務に役立つ情報をリアルタイムで提供します。これにより、ユーザーは市場動向を常に把握することが可能です。
2. 効率的なマッチングシステム
100以上のカテゴリにわたる金融IT製品・サービス情報を掲載し、金融機関のユーザーは自分のニーズに合った製品を見つけやすくなります。加えて、登録済み製品の資料請求もできるため、効率的な情報収集をサポートします。
3. 業務効率化支援コンテンツ
金融ITシステムに関する説明や、業務効率化を促進する独自のコンテンツ、監督指針・ガイドラインのExcel版を提供し、金融機関の業務理解を助けます。
具体的なサービス内容
- - 最新ニュースと分析: 業界の動向や官公庁の方針を分かりやすく解説。
- - 製品・サービス紹介: 多彩な金融IT製品を掲載し、簡単にカタログ請求が可能。
- - システム解説: 銀行や証券、保険会社の業務を支えるシステムの解説を提供。
- - Excel版ガイドライン配布: 監督指針や金融ガイドラインをExcel形式で提供し、業務効率化をサポート。
最後に
「FinBridge」は「金融ITと人をつなぐ架け橋」として、業界全体の発展に寄与することを目指しています。今後も金融機関やITベンダ、FinTech企業との連携を深め、サービスの改善と新たなサービス開発を行っていく予定です。
サービスの詳細やお問い合わせは、
FinBridge公式ウェブサイトをご覧ください。