新たな癒しの場、Tea Salon TSUBAKI
2025年10月1日、佐賀県嬉野市に新たな茶処「Tea Salon TSUBAKI」が誕生します。株式会社和多屋別荘が展開するこのサロンは、従来の「副島園 tha BAR」から生まれ変わり、夜の時間帯に特化したリラックス空間を提供します。店主は、嬉野の茶農家である副島園での修業を経て、茶文化の伝承にも力を注ぐ宮下大輔氏です。
余白と余韻を楽しむ夜の茶処
「Tea Salon TSUBAKI」は、「余所 × 余白 × 余韻」をテーマに展開され、日常から少し離れた「余白の時間」を体験する場所です。お茶を愛する人々にとって、ここは五感を満たす癒しの場。何気ない時間が、心地よい緊張と安らぎをもたらします。サロンには、嬉野茶をはじめとした和の文化を楽しめる要素がさりげなく散りばめられています。
ロゴに込められた想い
Tea Salon TSUBAKIのロゴには、三つの重要な要素が盛り込まれています。1つ目は水。お茶に欠かせない水の大切さを象徴するため、水滴の動きや変化をデザインに反映しています。2つ目は椿(TSUBAKI)で、その美しさと花びらの重なりを象徴しています。3つ目は五感を意識したデザインで、視覚・嗅覚・味覚をモジュール化して、感覚の豊かさを表現しました。
メニューの魅力
サロンでは、急須で丁寧に淹れた本格的なうれしの茶を楽しめるほか、ノンアルコールのティーモクテルや、アルコールを使用したティーカクテルなど、多彩なドリンクメニューが揃っています。さらに季節の甘味も用意されており、味覚だけでなく、視覚や香りでも楽しめる工夫が施されています。これらは日常に寄り添いながらも、茶の奥深さと遊び心を感じられる内容です。
店主の想いと経歴
店主の宮下大輔氏は、大学在学中に特定疾患を患った経験を経て、健康と食のつながりに気付きを得てお茶の世界へ移行しました。大手茶葉会社リプトンでの運営経験を経て、嬉野の副島園で修業を重ね、現在はCLEARSTYLEの代表と副島園本店のマネージャーとしても、お茶の文化や魅力を発信しています。彼の目指すのは、現代における茶の楽しみ方の提案。
店舗情報
「Tea Salon TSUBAKI」は、和多屋別荘内の「サヴール・ドゥ・スイメイ」に位置し、毎日午後8時から深夜0時まで営業します。定休日は毎週火曜日。宿泊者だけでなく、外来の方も利用可能なこのサロンは、JR嬉野温泉駅から車で約5分、バスセンターからは徒歩約10分の距離です。息抜きが必要な方にもぴったりのスポットです。この新しい茶処は、きっと多くの方々に安らかな「余白の時間」を提供してくれるでしょう。