アパホテル〈和歌山〉が開業に向けた記念式典を開催
本日、アパホテル〈和歌山〉の披露式典が行われ、2024年11月20日の開業に向けた準備がスタートしました。アパホテルネットワークは、日本国内で893軒におよぶホテルを展開しており、その中に新たに加わるのがこの和歌山のホテルです。総客室数142室を誇る同ホテルは、南海電鉄「和歌山市駅」から徒歩15分、JR「和歌山駅」からはバスで10分の距離に位置しており、利便性の高い立地にあります。
式典内での発表内容
この式典には、アパグループの社長であり最高経営責任者(CEO)の元谷一志氏も出席。彼はこのフランチャイズ契約の意義について、「近年の建築コストの高騰により、従来の直営店としての出店が難しい中、フランチャイズスキームを選択した河野社長の判断は正しい」と述べています。さらに、和歌山の自然や観光名所を挙げ、レジャー目的の需要が見込まれることを強調しました。
元谷氏は、来年の「関西万博」に向けて、特に訪日外国人の宿泊需要の増加を期待しており、「和歌山は観光地が豊富で、関西国際空港へのアクセスも良好。特に万博に向けた宿泊需要を受け入れる準備が整っている」とコメントしています。来る12月2日には、アパホテル&リゾート〈大阪なんば駅前タワー〉も開業する予定で、最新のアパホテルを体験できる機会が増えることも伝えられました。
アクセスの便利さ
和歌山の新ホテルは、市内中心部の観光スポットへも近く、紀州徳川家の居城である和歌山城や和歌山市役所、和歌山城ホールといった名所も徒歩圏内。関西国際空港までは約50分、大阪市内への移動も約1時間とアクセスも良好です。これにより、地元民だけでなく、観光客にも利用しやすいホテルとなっています。
ホテルの展望
2024年には、アパホテルのフランチャイズとしてのスタートを切るこの和歌山ホテルは、関西エリアにおいてさらに需要が見込まれるエリアの一つとして期待されています。また、アパホテルネットワーク全体では、現在44ホテル・14,384室を展開しており、さらに三重県四日市市にも新たなホテルの開発計画が発表されています。
アパグループは、今後も直営店とフランチャイズ店を併用し、全国規模でのネットワークを拡大していく方針です。そして、2027年3月末までには15万室の展開を目指しています。これにより、さまざまなニーズに応えることができるホテルチェーンとしての地位を確立していくことでしょう。
まとめ
アパホテル〈和歌山〉の開業に先立ち、行われた披露式典は、ホテル業界にとって新たなステージの幕開けを感じさせるものでした。関西万博を受けて、和歌山が注目を浴びる中、このホテルが果たす役割は大いに期待されます。アパグループの今後の展開にも注目が集まります。