日本マイクロソフトが推進する女性向けAI育成プログラムの新たな展開

日本マイクロソフトとSuFIAの新たな連携

日本マイクロソフトが展開する女性向けAI人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan（CWBJ）」が、一般社団法人SuFIAとの新たな連携を開始しました。このプログラムは、AIやデジタル技術分野におけるジェンダーギャップを解消することを目的とし、女性のスキルアップを強力にサポートします。

「Code; Without Barriers in Japan」とは

「Code; Without Barriers in Japan」は、急成長を遂げるクラウドやAI技術の分野で、特に女性の開発者やIT技術者を対象にした育成プログラムです。AI人材の育成を通じて企業内での女性デジタル人材の比率を改善し、男女間の賃金格差を解消することを目指しています。このプログラムはアジア太平洋地域で実施されている「Code; Without Barriers」を基に設計されており、特に日本における女性のニーズに特化しています。

女性のデジタルスキル習得の重要性

近年、AI技術が進化し、デジタルスキルを習得することがどの職業でも必須の要件となっています。特に、今後の働き方が劇的に変容する中で、女性がその変化に対応し、役割を果たせるようになることが求められています。CWBJでは、生成AIの基礎的な知識から実践的な応用に至るまで、包括的な教育を行い、女性が新たなスキルを取得できる環境を整えています。

SuFIA代表理事の岡村憲一郎のコメント

SuFIAの代表理事である岡村憲一郎氏は、このプログラムの重要性を強調しています。「この度の連携は、働き方に多様性を求める女性たちにとって、新しい可能性を拓くステップです。Microsoft 365 Copilotを通じて、AIに関する基礎的な知識や実際の業務での活用法について広く学ぶことができます。私たちの取り組みが、より多くの方々のキャリアに役立つことを期待しています。」と語ります。

SuFIAの使命と今後の展望

一般社団法人SuFIAは、“すべての人の経済的自立を支援する”ことをミッションに掲げ、質の高い教育コンテンツや情報を提供し続けています。2024年に設立されたSuFIAは、「10万人の就労者を支援するコミュニティの確立」という目標を持ち、さらなるパートナー企業との連携を強化し、多様な働き方の選択肢を広げるエコシステムを構築しています。

公式サイトでは、CWBJをはじめとする豊富なリソースが提供されており、就労希望者やキャリアアップを目指す方々にとっての支援が行われています。これからも、多くの女性が自分らしい働き方を実現できるよう、積極的にサポートしていく方針です。