鹿児島の恵みを生かしたシングルモルト「KAGOSHIMA EXCLUSIVE」の魅力
2025年4月18日(金)より、小正嘉之助蒸溜所株式会社は、鹿児島県限定のシングルモルトウイスキー「嘉之助 シングルモルト KAGOSHIMA EXCLUSIVE」を販売開始します。このウイスキーは、自社のモルティング麦芽「ほうしゅん」を使用し、鹿児島のテロワールを反映させた特別な製品です。KUANOSUKEが「KAGOSHIMA」と名付けた初のシングルモルトウイスキーは、旅行のお土産や地域の方々に愛される一品として位置づけられています。
特徴的な製法と原材料
「KAGOSHIMA EXCLUSIVE」は、原料に初めて鹿児島産の二条大麦「ほうしゅん」を使っています。「ほうしゅん」は新しい大麦の品種で、ビール醸造用に開発されたものですが、ウイスキー製造においても優れた麦芽品質を誇ります。独自の製法で、焼酎のリチャー樽で熟成させたニューポットを使用し、多様な樽の原酒を組み合わせてブレンドしています。この結果、上品でメローな味わいと、甘みや香りが調和したリッチな風味に仕上げられました。
味わいの詳細として、青リンゴやトロピカルフルーツ、ビターオレンジの香りが感じられ、麦芽の香ばしさと相まって、まるで鹿児島の大地を思わせる風味が楽しめます。
自社製麦への挑戦
近年、自社モルティングに取り組む蒸溜所が増えている中、嘉之助蒸溜所は焼酎製造における技術を活用した独自のアプローチに取り組んでいます。焼酎蔵の製麹設備を利用し、自社での製麦を実現。これにより、地域の特性を活かした個性的な原酒を育てています。さらに、異なる熟成樽を利用することで、風味のバラエティを高めています。
パッケージデザインへのこだわり
ラベルデザインは、嘉之助蒸溜所のテイスティングルームから望む美しい夕日をイメージしており、大麦「ほうしゅん」のカラーを反映した温かみのあるベージュが使用されています。化粧箱には鹿児島のシンボル、桜島が描かれ、このウイスキーが地域の豊かな自然から生まれたものであることを象徴しています。
テイスティングノート
外観
香り
- - 青リンゴ、レモンケーキ、梅ジャム、ニッキ、黒糖、バニラの甘い香りが特徴です。
味わい
- - オレンジマーマレード、カリン、グレープグミ、はちみつ紅茶、バニラウエハースの多様な味わいが調和。
余韻
- - ビターオレンジからジンジャーの香りに変わり、甘い青リンゴの香りが心地良く続きます。
KANOSUKEについて
KANOSUKEは、鹿児島から世界に挑む次世代のジャパニーズウイスキーブランドです。140年にわたる焼酎製造技術を活かしながら、伝統的な製法と現代的な設備を融合させて、上質なウイスキーを生み出しています。自社での蒸留から熟成まで、全てのプロセスを鹿児島で行い、地域資源を大切にする姿勢が特徴です。
会社概要
- - 社名:小正嘉之助蒸溜所株式会社
- - 所在地:鹿児島県日置市日吉町神之川845-3
- - 代表取締役:小正芳嗣
- - 設立:2017年
- - 事業内容:ウイスキー製造
- - 公式ウェブサイト:KANOSUKE公式サイト
今後もKANOSUKEの挑戦に注目し、この新しいシングルモルトをぜひ楽しんでみてください。