Pascoの新ブランド『和小麦』が日本ネーミング大賞2025で優秀賞を受賞
敷島製パン株式会社(Pasco)の新ブランド『和小麦』が、一般社団法人日本ネーミング協会が主催する「日本ネーミング大賞2025」において、ルーキー部門の優秀賞を受賞した。この受賞は、『和小麦』のネーミングが国産小麦の魅力や品質、おいしさをしっかりと伝え、食料自給率の向上への取り組みとも通じる優れたものであると高く評価された結果である。
日本ネーミング大賞とは?
「日本ネーミング大賞」は、優れたネーミングを称賛し、その重要性を広く社会に発信することを目的としたアワード。その評価基準には、生活文化を豊かにし、産業の発展に寄与するネーミングが選出されることが求められる。特に『和小麦』は、ネーミングの面でも力を抜かず、素直かつ親しみやすい印象が好評を得た。
ネーミングの背景と意義
『和小麦』には、日本特有の文化や自然を象徴する「和」という言葉が含まれ、国産小麦そのものの質の高さが表現されている。さらに、おいしいパンや和菓子の製作を可能にするため、Pascoの技術と知識を基にした独自のブレンド方法が強調されている。また、「輪(わ)」という概念も込められ、国産小麦が育ち、パンが作られる良いサイクルを表現している。
講評では、「国産の魅力が際立つ名前」「おいしさを感じさせるネーミング」が数多く寄せられ、その評価の高さを示した。特に、社会課題に対する開発姿勢や生産者への思いが込められている点が、大きな支持を得た理由でもある。
Pascoの理念と取り組み
Pascoは創業以来、「食糧難の解決」を掲げ、国産小麦の活用に尽力してきた。2008年からは国産小麦を使用した商品開発に取り組み、2025年には自社のブランドとして『和小麦』を立ち上げることを決定。これまで築き上げてきた国産小麦への知識と技術をもとに、消費者に安心して楽しめるパンや菓子を提供する方針を貫いている。
『和小麦』のパッケージには特別なロゴがデザインされており、一目でその商品が国産小麦を使用していることが分かるように工夫されている。これは、消費者への信頼を重視したデザインでもある。国産小麦の選定から製粉、そしてブレンドに至るまで、Pascoのこだわりが詰まっている。
結びに
Pascoは『和小麦』を通じて、日本の食料自給率向上への貢献を続けていく考えだ。ネーミングの力は、マーケティングの成功だけにとどまらず、ライフスタイルや社会的価値を発信する役割も持っている。これからも『和小麦』の商品を通じて、消費者へ国産の魅力を伝えていく。
どうぞ公式サイトもご覧いただき、国産小麦の取り組みや『和小麦』に関する情報をチェックしてみてください。
Pascoの和小麦公式サイト