新BCP支援サービス
2024-08-06 12:27:41

中小企業向けBCP策定を支援する新サービス「レジリードPlus」発表

新しいBCP支援サービス「レジリードPlus」



MS&ADインシュアランスグループのMS&ADインターリスク総研株式会社が、2024年7月22日に「BCMカスタマイズサービス(レジリードPlus)」をリリースしました。このサービスは、特に中堅・中小事業者のBCP(事業継続計画)策定とその育成を支援する目的で開発されたものです。これにより、企業ごとに必要なBCPの雛形を提供するだけでなく、PDCA(計画・実行・評価・改善)活動を自走させる環境も整備されます。

サービスの背景



日本の中小企業におけるBCPの策定率は、2024年6月時点でわずか16.5%と非常に低いことが、日本の「地域の強靭化」を実現する上での課題となっています。事業の継続性を確保するためにはBCPの定着が不可欠ですが、策定後のPDCA活動も十分に行われていない現状があります。

こうした背景から、MS&ADインターリスク総研は、BCPの策定と育成をシステム支援によって支え、低価格で中小企業でも利用しやすい環境を提供することを目的としています。

サービスの特徴



1. 個別のBCPの雛形提供



「レジリードPlus」は、事業者ごとにカスタマイズされたBCPの雛形を提供します。利用者は、事前に提出したアンケートを基に、自社の状況を分析し、それに基づいた実用的なBCPを手に入れることができます。これにより、BCPをより自分自身の事として捉えやすくなり、実際の策定に向けたハードルも下がります。

2. PDCAを自走する環境の提供



BCPを効果的に活用するためには、策定後のPDCA活動を日常の業務として続けることが求められます。「レジリードPlus」では、オプションサービスとして、訓練や研修コンテンツ、課題管理などの機能が整備されています。この環境により、企業が持続的に改善を行うための体制を築けるよう支援しています。

サービスの概要



「レジリードPlus」の標準プランは、1件あたり110,000円(税込)で提供されます。また、オプションプランは1年あたり88,000円(税込)からとなっており、ニーズに応じたカスタマイズが可能です。

今後の展開



今後、MS&ADインターリスク総研は、中堅・中小企業への情報提供を強化し、自治体や商工団体、金融機関と連携して、このサービスを広めていく予定です。これにより、地域全体のBCP定着率向上を図るとともに、より強固なサプライチェーンの確立に寄与していくことが期待されています。

企業情報



MS&ADインターリスク総研株式会社は、東京都千代田区に本社を置き、1993年に設立されました。事業内容には、コンサルティングやセミナーの開催など多岐にわたるサービスが含まれています。公式URLはこちらです。


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会社情報

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MS&ADインターリスク総研株式会社
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