豊田通商がガーナでトヨタ・日野代理店事業を譲受け
豊田通商株式会社は、ガーナにてトヨタと日野の代理店事業を譲り受けることを発表しました。この譲渡は、2025年12月31日付でTOYOTA GHANA LIMITED COMPANY(TGLC)から、豊田通商の子会社であるTOYOTA TSUSHO MANUFACTURING GHANA CO. LIMITED(TTMG)に行われます。
背景
豊田通商はアフリカ大陸において、モビリティやグリーンインフラ、ヘルスケア、コンシューマーの4つの事業領域を展開しています。この中で、全54カ国を対象にモビリティ事業を推進し、特にサブサハラ地域では35の国でトヨタ代理店を運営しています。一方で、ガーナ国内では、資本的に直接関係のないTGLCがトヨタおよび日野の代理店を担っており、豊田通商の直営代理店であるCFAO MOBILITY GHANAは、他ブランドも扱っています。
事業譲渡の目的
今回の事業譲渡は、ガーナ市場でのトヨタと日野の代理店事業を豊田通商グループ直営化し、モビリティバリューチェーンを強化することを目指しています。これにより、アフターサービスや保険などの分野でも、安心・安全な自動車利用環境の提供が可能となります。TTMGは、ガーナ国内で販売されるトヨタ車とスズキ車を組み立てる事業を行っており、今後の販売活動においても新たな接点を持つことになります。
今後の展開
豊田通商がガーナでのトヨタ及び日野の代理店事業を取得することにより、この地域における展開は36カ国目となります。これにより、車両在庫の調整や物流の効率化が進むことが期待されています。また、政府機関や国際機関への販売強化も考慮されています。さらには、CFAO MOBILITY GHANAとの連携を強化して、ガーナ全域での販売最適化を図ります。
代表者のコメント
TTMGの代表取締役社長である渡邊剛氏は、「”WITH GHANA FOR GHANA”の理念の下、今回の事業統合を通じて、より良い商品とサービスをガーナのお客様に提供していく。また、同国の自動車産業の発展にも寄与していきたい」と述べています。
TTMG社の概要
TTMGは2020年に設立された企業で、現在は自動車組立業務を中心に活動しています。ガーナにおいて、資本金737百万セディ(約8,697百万円)で運営されており、豊田通商の100%出資により、地域経済への貢献も期待されています。今後、ガーナにおける成長を支えるための重要なステップとして、トヨタおよび日野の代理店事業を強化していく方針です。