世田谷自然食品が環境対策を強化 9.78トンの紙削減を目指す

世田谷自然食品が環境対策を強化に向けた新施策

株式会社世田谷自然食品（東京都世田谷区、社長：河西英治）は、その化粧品ブランド「SEAC（シーク）」において配送箱のサイズを見直しました。この取り組みは、日々の配送における資源の無駄を削減し、持続可能な環境保護への貢献を目指すものです。

大きな箱の問題を受けたサイズ見直し

顧客から寄せられた「小さな商品を大きな箱で受け取ると無駄を感じる」との声を基に、配送箱のサイズを調整しました。この変更により、毎年9.78トンの紙資源と6.49トンのCO2を削減できると見込まれています。これらは、2024年12月分の発送から順次実施される予定です。

この見直しは、単に紙の使用量を減らすだけでなく、私たちが暮らす地球への配慮とも言えます。私たち世田谷自然食品は、便利さと環境への優しさを両立させる新しい試みとして、今後もSDGsに基づく取り組みを進めてまいります。

環境に配慮した様々な工夫

1. FSC認証紙の採用

世田谷自然食品では、FSC（森林管理協議会）認証紙を使用しています。これは、適切に管理された森林から調達された木材で作成された紙であり、森林資源の保護に寄与します。

2. 水性インクの導入

印刷に関しては、有機溶剤をほとんど含まない水性インクを採用しています。この取り組みによって、大気汚染の原因となる物質やCO2の排出を抑え、安全性と環境への配慮が実現されています。

3. サイズ最適化で緩衝材削減

商品や印刷物の特性を考慮し、必要最小限のサイズに梱包設計を見直しました。この結果、緩衝材の使用も最小化され、簡易包装が実現しています。

4. テープの不使用

梱包デザインは、テープを必要としない構造により、さらなるゴミ削減を目指しています。常に無駄を省く努力をしています。

紙の使用削減と森林保護の重要性

紙の製造過程では、大きな環境負担が伴います。山陽製紙によると、1トンの紙を作るためには約30本の木材が必要で、同時にCO2が約1,250kgも排出されます。プラスチック製品に代わるものとして紙製品が見直されていますが、紙の使用も計画的に行う必要があります。

SEAC（シーク）の理念と商品

「SEAC」は「いつまでも健康肌でいるため」をテーマにした化粧品ブランドで、世田谷自然食品が長年培ってきた自然の力を駆使し、顧客の肌の悩みへのアプローチを行っています。人気商品には、朝・夜用オールインワンやシワ改善クリームがあります。また、シワ改善BBクリームやシルキーフェイスパウダーといったメーキャップ製品も好評です。これらの商品は、単に美しさを追求するだけでなく、健康な肌を作り出すためのサポートを提供しています。

地球に優しい取り組みの継続

世田谷自然食品は、2022年5月から青汁のパッケージ見直しを行い、年間620kgの紙削減に成功した実績もあり、持続可能な環境づくりに取り組んでいます。さらには、フードロス削減の取り組みとして、中身が問題のない商品を社員向けに販売し、集まったお金を環境保護団体へ寄付するなど、様々な活動を展開しています。このように、世田谷自然食品は、化粧品だけでなく、さまざまな形で環境保護に貢献することを目指し、進化しています。

これからも、安心と美味しさを提供しながら、お客様の生活の豊かさを追求してまいります。世田谷自然食品は、健康肌を手に入れるための化粧品を提供し続け、5年後、10年後にも愛される企業であり続けることを誓います。