ペンフォールズ、創業180周年を記念したシャンパーニュ発売！

ペンフォールズ、特別なシャンパーニュを発売

シャンパーニュの新たな星が登場します。オーストラリアの有名なワインブランド、ペンフォールズが満を持して発表する「ペンフォールズキュヴェブリュットノン・ヴィンテージシャンパーニュ」。1844年に創業したこのブランドは、2024年に180周年を迎えるにあたり、この特別なシャンパーニュを披露しました。

この新しいシャンパーニュは、ペンフォールズのブランドの一貫した質の高さを保ちながら、フランスのシャンパーニュ・メゾンであるティエノとのパートナーシップの結晶として生まれました。発表の場はパリの歴史的なオテル・ド・クリヨンで行われ、このイベントは両社の協力関係の象徴と捉えられています。

チーフワインメーカーのピーター・ゲイゴ氏は、「このノン・ヴィンテージキュヴェは、人々の心を捉え、過去に発売されたノン・ヴィンテージロゼシャンパーニュの魅力を引き立てる」とその魅力を語ります。シャンパーニュは春を問わず、どの季節でも楽しめる理想的なアペリティフとして位置付けられています。

歴史と背景

ペンフォールズのスパークリングワインへの関わりは19世紀初頭から始まりました。当初はオーストラリアのミンチンバリーでの事業が発端で、1912年にフランシス・ペンフォールド・ハイランドがブドウ畑と貯蔵庫を取得しました。この歴史の流れの中で、独自のスパークリング・レッドやオーストラリア産のスパークリングワインの製造が行われてきました。

アラン・ティエノ氏が1985年に設立したティエノにおいても、シャンパーニュの伝統と現代性を融合させた品質追求が行われています。ティエノとの連携が実現したことにより、ペンフォールズは180年の歴史を持つブランドとして革新を続けています。

新たなシャンパーニュの誕生

新製品の「ペンフォールズシャンパーニュキュヴェブリュット」は、ティエノとの緊密な協力によって成し遂げられました。ピーター・ゲイゴ氏とティエノのスタニスラス・ティエノ氏、醸造責任者のニコラ・ウリエル氏は、ブドウ畑の視察や協業を通じて理想的なスタイルと品質を追求してきました。

今回のシャンパーニュは、特にピノ・ノワール45％、ピノ・ムニエ35％、シャルドネ20％のブレンド比率で構成され、シャンパーニュ地方の優良なブドウを使用しています。口に含むごとに広がるフルーティーな風味とともに、全体のバランスが絶妙に仕上げられています。

テイストとデザイン

また、シャンパーニュのロゼのパッケージも新たにスタイリッシュにデザインされ、生まれ変わります。このコラボレーションによって誕生した「ペンフォールズシャンパーニュキュヴェブリュット」は、2025年4月1日から日本の市場にも登場予定です。価格設定は13,750円（税込）で、多くのワイン愛好者に手に取ってもらえることでしょう。