日本と韓国のスタートアップ共創プログラムが始動
近年、国際的なビジネス環境は急速に変化しており、スタートアップ企業は新しい市場機会と技術革新の最前線で活躍しています。そのような中、Creww株式会社は新たなオープンイノベーションプログラム『Japan Open Innovation Program ~Dive into Japan~』を立ち上げ、韓国のスタートアップと日本企業との間での連携を強化しています。このプログラムは、韓国の有望なスタートアップを選定し、日本市場への進出を促進することを目的としています。
プログラムの概要
本プログラムは韓国のスタートアップ企業を対象に公募を行い、様々な審査を経て選ばれた7社のスタートアップと、日本企業4社が共同で新しいビジネスモデルを創出することを目指しています。韓国の「ソウル創業ハブM⁺」にオフィスを構える約70社以上のスタートアップが参加する中で、2024年5月にプログラムが始まり、その後メンタリングやディスカッションを行い、2024年9月26日にはピッチイベント『Korean Startup Pitch Night 2024』が開催されました。
参加企業と採択スタートアップ
プログラムには、各分野の日本企業が参加しており、以下のように採択されたスタートアップと協業テーマが設定されています。
- 採択:株式会社ジービーソフト
協業テーマ:非接触バイタルセンシング技術を活用したサービス展開
- 採択:株式会社アールジーティー
協業テーマ:省力化関連ロボティクスを利用した共同事業
- 採択:株式会社ハイヤーエックス
協業テーマ:店舗DXソリューションの日本展開
- 採択:セントハーモニー
協業テーマ:お好み焼きの香り再現による購買意欲の促進
- 採択:株式会社パイクォント
協業テーマ:分光分析による品質検査のDX
- 採択:セキュリティ・プラットフォーム株式会社
協業テーマ:セキュリティ強化スマートメータの開発
- 採択:株式会社ペブルスクエア
協業テーマ:音声認識を統合したスマートデバイスの開発
オープンイノベーションの意義
このプログラムは、韓国のスタートアップ企業にとって、新たな市場への扉を開く重要な機会です。また、日本企業にとっても、最新の技術やアイデアを取り入れるチャンスとなります。Crewwは、スタートアップと既存の企業とのコラボレーションを通じて、迅速なイノベーションを促進し、競争力を高めることを目指しています。
Creww株式会社について
Crewwは、東京都渋谷区に本社を置く企業で、オープンイノベーションプラットフォームを運営し、約8,000社のスタートアップを支援しています。韓国や台湾などのアジア市場においても活動を広げており、グローバルなスタートアップエコシステムの発展に寄与しています。これまでに500回以上のオープンイノベーションプログラムを開催し、約1,350件の協業を実現してきた実績があります。
結論
日本と韓国のスタートアップ企業間の新たなパートナーシップは、両国の経済成長を促進するだけでなく、技術革新の加速に寄与することが期待されています。Creww株式会社による『Japan Open Innovation Program ~Dive into Japan~』が、今後どのような新たなビジネスを生み出すのか、その動向に注目が集まります。
詳しい情報は、
こちらの公式ページをご覧ください。