明治神宮ミュージアム特別展「明治神宮の刀剣」
明治神宮ミュージアムでは、2023年12月20日から2024年3月8日まで、特別展「明治神宮の刀剣」を開催します。この展覧会では、明治神宮に奉納された選りすぐりの刀剣が一堂に展示され、その歴史と美しさが紹介されます。
展覧会の概要
この特別展は、日本の古代から続いている伝統的な神事の一環として、刀剣が神に捧げられる歴史を深く掘り下げています。刀剣奉納の起源は、古代にさかのぼり、第11代垂仁天皇の時代に始まったとされています。特に昭和33年(1958年)には、明治神宮の御社殿復興に際して、多くの刀工たちが奉納を行い、この伝統は現代まで受け継がれています。
最近では、令和4年(2022年)に明治天皇百十年祭を記念した奉納鍛錬が行われ、その際に制作された刀剣も展示される予定です。この展示を通じて、訪れる人々は明治神宮の御祭神への感謝や祈りの形を感じ取ることができるでしょう。
展覧会詳細情報
- - 期間: 令和7年12月20日(土)~令和8年3月8日(日)
- - 会場: 明治神宮ミュージアム
- - 時間: 10:00~16:30(最終入館16:00)
- - 休館日: 毎週木曜日
※初詣期間中は開館時間が延長されます。
入館料は一般1,000円、高校生以下なら900円(団体料金有り)。小学生未満の入館は無料で、障害者手帳を持っている方はご本人に限り無料です。
関連イベント
展覧会開催にあわせて、刀剣に関する公開講座も行われます。講師にふくやま美術館の館長であり東京藝術大学名誉教授の原田一敏先生を迎え、テーマは「明治天皇と明治神宮の刀剣」です。
- - 日時: 令和8年2月26日(木)14:00(開場13:30)
- - 参加費: 1,000円(要事前申し込み)
講座参加者には、後日展覧会を観覧できる招待券が配布されます。応募詳細は明治神宮の公式ウェブサイトや公式Xにて後日案内される予定です。
明治神宮ミュージアムの紹介
明治神宮ミュージアムは、明治天皇及び昭憲皇太后に関連する品々を保存し、展示することを目的に設立されました。2019年10月に開館したこのミュージアムは、著名な建築家・隈研吾によって設計され、明治神宮の歴史や文化を伝える重要な役割を担っています。
同施設へのアクセスは、JR原宿駅表参道改札西口から徒歩5分、または東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前(原宿)駅から徒歩5分となっています。
明治神宮ミュージアムの最新情報は
公式サイトでチェックしてみてください。