道の駅の未来を切り拓く「3ステ応援」駅長サミット2025が開催！

道の駅の未来を切り拓く『全国道の駅「3ステ応援」駅長サミット2025』の開催

2025年5月23日、東京・丸の内にある明治安田ホールにおいて『全国道の駅「3ステ応援」駅長サミット2025』が開催されます。このイベントは、一般社団法人全国道の駅連絡会が主催し、国土交通省の「道の駅」第3ステージ（2020年～）の推進を目的としています。

サミットの目的とテーマ

今回のサミットは、「まち」と「道の駅」が一体となり、さらなる情報共有と連携を図ることを目指しています。参加者は道の駅の駅長や市町村、国の関係者など計600名を予定しており、道の駅の利用促進に向けた施策や取り組みについて意見を交わします。一般の方々は事前登録を行うことで、オンラインでの視聴も可能です。

プログラムの内容

イベントの目玉は、特別講演として行われる元じゃらん編集長の芝谷千恵子氏による『取材したくなる「道の駅選び」の裏側』です。さらに、国土交通省からの道路局企画課評価室長による「道の駅第3ステージの取り組み」についての発表も行われます。

また、道の駅の駅長同士が直接議論する「駅長ディスカッション」では、道の駅るもいや南魚沼、丹波おばあちゃんの里といった様々な道の駅が紹介され、地元の活性化に向けた意見が交わされます。

さらに、道の駅地元の元気プロジェクトの活動報告や賛助会員企業による道の駅向け「ソリューション」提案も行われ、内容は多岐にわたります。参加者は、道の駅の未来を見据えたさまざまな施策やプロジェクトに触れることができます。

過去のサミットからの進展

全国道の駅サミットは、道の駅の日である4月22日の周知活動の一環として、令和2年から毎年開催されています。特に昨年は、能登半島地震の復興をテーマにした内容が焦点となり、オンラインとリアルのハイブリッド形式で実施され、多くの参加者が集まりました。

道の駅自体が目的地化する第2ステージから、2020年からは地方創生や観光を加速する拠点としての役割を持つ第3ステージへと進化しています。現時点で、全国には1230の道の駅が登録されており、その数は年々増加しています。

参加方法と今後の展望

『全国道の駅「3ステ応援」駅長サミット2025』への参加は無料で、一般の方もオンライン視聴が可能です。これにより、道の駅の利用魅力や運営手法の理解を深めてもらう機会となります。今後も、道の駅は地域経済を活性化し、観光振興や地域間連携の重要な拠点として成長していくことでしょう。サミットをきっかけに道の駅の未来がより明るいものとなることを期待しています。