岡山大学・MISIP
2024-09-01 20:53:46

岡山大学での国際学生インターンシップが成功裡に終了!研究成果発表と送別会の模様

岡山大学でのインターンシップ成果発表会



2024年9月1日、國立大学法人岡山大学惑星物質研究所にて、国際学生インターンシッププログラム「三朝国際学生インターンシッププログラム(MISIP)」の成果発表会が開催されました。この取り組みは、世界中から集まった学生たちが約6週間にわたり、様々な研究テーマに取り組んできた成果を発表するものです。

インターンシッププログラムの概要



このインターンシッププログラムは、鳥取県三朝町の岡山大学惑星物質研究所で行われ、7カ国から参加した10名の学生たちが、6つの研究プロジェクトに分かれて活動しました。その中で、彼らは惑星物質に関する研究や分析を行い、その成果を発表しました。

開会式では、MISIP委員長の国広准教授が挨拶し、参加学生たちは大胆で斬新なアイデアを持ち寄り、最前線の研究成果を報告しました。発表は学生たちにとって意義深い経験となり、各国の研究方法や考え方を学ぶ貴重な機会となりました。

修了証書の授与



成果発表が終わると、芳野極所長から全参加者に修了証書が贈呈されました。参加学生たちは、その努力が結果として認められる瞬間を迎え、喜びに満ちた表情を浮かべていました。また、思い出に残る記念品も手渡され、今後の研究活動への励みとなることでしょう。

送別会での感動的なひととき



修了式の後には送別会が催され、インターンシップに参加していた学生たちと教職員が共に食事を楽しみながら、互いの労をねぎらいました。この会では、学生たちがプログラムを通じて築いた絆がさらに深まったように感じられました。送別会では、ユトレヒト大学からの参加者、Lisa Vincentさんが、「多くの素晴らしい人々との出会いがあり、日本のさまざまな場所を訪れることができて、本当に楽しい時間でした」と感謝の気持ちを表現しました。

未来への期待



MISIPの意義は、国際的な連携を通じて科学の発展に寄与することにあります。異国の地での経験は、参加した学生たちの研究者としての未来を大きく広げてくれることでしょう。国境を越えた交流は、将来的に科学界に新たなイノベーションをもたらす可能性があります。岡山大学は、今後も地域に根ざした特色ある研究を推進し、宇宙科学への重要な取り組みを続けていくことを目指しています。

参加学生の研究テーマ



以下は、インターンシッププログラムに参加した学生の研究テーマの一部です:
  • - カッチャ アンドレア(キエーティ・ペスカーラ大学):「火星の土壌の流動特性の測定」
  • - ロバノフ ルイ アレクサンドル(バークベック,ロンドン大学):「有機物の起源とその鉱物との関係の理解」
  • - 濱口真綾(京都府立大学):「CM2系炭素質コンドライトの有機物の不均一性の理解」

これらの専門的な研究が、将来的に科学界に大きな影響を与えることが期待されています。

まとめ



国際学生インターンシッププログラム(MISIP)は、全員が無事にプログラムを完遂したことを祝し、互いに励まし合った素晴らしい共同体験でした。今後も岡山大学は、研究者たちの将来がどのように広がっていくのか注目していきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。