岡山の海を未来へ!小学生が学ぶ「おかやま里海づくり調査団」
「豊かな海をつくるとは?」をテーマに、岡山県内の小学生たちが3日間、瀬戸内海の現状や持続可能な海のあり方を学ぶ「おかやま里海づくり調査団」が開催されました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐため、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、一般社団法人海と日本プロジェクトin岡山が主催しています。
瀬戸内海の魅力と課題を学ぶ
初日は、笠岡市大島美の浜漁協で、セリ見学や瀬戸内海の魚を探すワークショップを通して、地元の海の豊かさを体感しました。さらに、カブトガニ博物館周辺の干潟を観察し、豊かな海にとって重要な役割を持つ干潟の生態系について学びました。
未来の海を守る「里海づくり」を実感
2日目と3日目は、笠岡諸島へ。高島と白石島の間にある「海洋牧場」を見学し、海産物の養殖や環境保全に取り組む「里海づくり」について学びました。実際に海に潜って、人工漁礁の役割や海の生き物の生息状況を観察する体験を通して、里海づくりの重要性を理解を深めました。
創造力を開花させるオリジナル商品開発
最終日は、3日間で学んだことを活かして、オリジナル商品のパッケージデザインに挑戦しました。グループで話し合い、商品のコンセプトやターゲット層を決め、パッケージのデザインやキャッチコピーを考えました。子どもたちは、海の環境問題や里海づくりの重要性を理解した上で、創造性を発揮し、個性あふれるパッケージを完成させました。
未来への希望:豊かな海を次世代へ
イベントを通して、参加した小学生たちは、瀬戸内海の現状や課題、そして持続可能な海のあり方について深く理解しました。また、自分たちのできることを考え、積極的に行動を起こす意識を育みました。この体験が、子どもたちが未来の海を守るために行動を起こすきっかけとなり、豊かな海を次世代へ繋ぐための輪が広がっていくことを期待しています。
イベント概要
開催期間
1日目:2024年8月1日(木)8時~15時30分
2,3日目:2024年8月5日(月)8時~6日(火)16時30分(1泊2日)
活動場所
1日目:笠岡市(大島美の浜漁協、カブトガニ博物館周辺干潟)
2日目:笠岡諸島(白石島、海洋牧場)笠岡市(大島美の浜漁協)
対象
県内の小学5年生・6年生24人
参加方法
イベント参加申し込みフォーム(〆切:7月21日)
https://www.rsk.co.jp/special/umi_satoumi_form/
一般社団法人海と日本プロジェクトin岡山について
一般社団法人海と日本プロジェクトin岡山は、「美しい岡山の海を次世代につなぐ」をビジョンに掲げ、海についての理解を深めるイベントや、海の専門家のメッセージなどを発信しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」について
日本財団「海と日本プロジェクト」は、海と人との関わりを深め、海を未来へつなぐため、全国でさまざまな活動を展開しています。
関連情報
一般社団法人海と日本プロジェクトin岡山:https://okayama.uminohi.jp/
* 日本財団「海と日本プロジェクト」:https://uminohi.jp/