HuobiとBitTradeの提携
2018-09-12 18:19:08
HuobiがBitTradeの過半数株式を取得し日本市場を強化
HuobiとBitTradeの提携
シンガポールの起業家エリック・チェンが所有する日本の登録仮想通貨交換所、BitTradeがHuobiの支配下に入ることが発表されました。この動きは、Huobi Globalの100%子会社であるHuobi Japan Holding Ltdが、BitTradeの過半数の株式を取得したもので、両者の戦略的パートナーシップが具体化した瞬間です。
Huobiは世界有数のデジタル資産取引所であり、取引量においても常に上位に位置しています。創業以来、1兆ドル以上の累積取引量を誇り、現在では全世界130カ国で500万人以上のユーザーを持っています。そのため、この提携はBitTradeにとって大きな意味を持つことは間違いありません。
BitTradeの現状
BitTradeは、国内に存在するわずか16の登録仮想通貨交換所のひとつであり、特に取引需要が急成長している日本市場において重要な役割を果たしています。実際、2017年12月には、ビットコインの取引の約3分の1が円建てで行われていたと言われています。これにより、今後の成長が期待される市場での競争力を向上させるために、Huobiとのパートナーシップは重要です。
新サービスの提供
両社の経営陣は、取引プラットフォームの拡張と、より多様なサービスの提供を目指しています。これにより、日本国内外のユーザー向けに、国際的にも魅力的なサービスを展開する計画です。特に、Huobiのグローバルな事業基盤と経験を活かし、BitTradeが日本の仮想通貨市場での存在感を高めるための正しい道を歩むことになると期待されています。
エリック・チェンは、「Huobiとの提携を心から嬉しく思っている。共にBitTradeを市場リーダーへと成長させる」と語っており、その意気込みは強いようです。さらに、Huobiの理事会長官であるChris Leeも、エリックの国際的ネットワークとブロックチェーンに対する情熱をビジネス拡大に活かす考えを示しています。
未来の展望
HuobiとBitTradeのパートナーシップにより、両者は新たな市場機会を捉えることができるものと考えられます。チェン氏の持つ広範なネットワークを活かして、世界の他の地域へもプラットフォームを拡大する計画があるとのこと。このように、今回の提携は単なる株式の取得にとどまらず、将来的に仮想通貨業界における新たな競争の波を生み出す可能性を秘めています。
まとめ
今回のHuobiとBitTradeの提携は、日本の仮想通貨市場における重要な進展を意味しています。両社のコラボレーションにより、より多様な取引オプションと拡張サービスが提供されることが期待されており、日本国内のユーザーにとっても利便性が向上するでしょう。今後の成長に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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FXTF ASSET INVESTMENTS PRIVATE LIMITED
- 住所
- 80 ラッフルズ・プレイス #43-03 UOBプラザ シンガポール
- 電話番号
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