スタートアップ支援に新たな風、エンジェル投資家の参加が実現

最近、株式会社ベクトルが運営する「ベンチャーTV」において、株式会社キープレイヤーズの代表取締役である高野秀敏氏がエンジェル投資家として新たに名を連ねることが発表されました。このプラットフォームは、有望なスタートアップ企業がピッチ動画を通じてアピールできる、国内最大級のメディアです。

ベンチャーTVの役割

ベンチャーTVは、全国のスタートアップ社長が自己の 기업をプレゼンテーションするための動画を集約し、閲覧できるプラットフォームです。設立から約1年が経過し、全700社以上の掲載を達成。その中から高野氏が選ばれたことは、彼のこれまでの活動や経験が高く評価された証と言えるでしょう。

高野秀敏氏の紹介

高野秀敏氏は、教育や経済の分野で幅広い経験を積んできたエンジェル投資家です。これまで11,000人以上とのキャリア面談を行い、4,000人超の経営者との意見交換を通じて、成長の潜在能力を引き出す支援を行ってきました。株式会社キープレイヤーズは、彼が創業した人材紹介事業の企業であり、スタートアップの人材と経営を両面からサポートする体制を整えています。

彼はまた、東北大学の特任教授（客員）としても活動し、国家のアントレプレナー推進事業に貢献しています。投資家としては、70社以上に投資し、9社の上場経験を持つなど、非常に高い実績を誇ります。彼の投資対象領域は、IT、医療、エンターテインメントからAI、EdTechに至るまで多岐に渡ります。

投資家名鑑の理念

新たに加わった「投資家名鑑」は、エンジェル投資家、VC/CVC、事業会社などの情報を一覧で閲覧できるもので、スタートアップ企業にとって非常に有用なリソースとなります。利用者は、投資対象領域や資金規模から条件を絞り込んで検索できるため、マッチングの効率も向上します。

ベンチャーTVの未来への期待

今後、ベンチャーTVは国内の大手企業とスタートアップを結びつけ、新たなイノベーションを生む仕組みを構築していく予定です。高野氏は、「投資家名鑑」を通じた未来の起業家たちとの出会いに大いに期待を寄せています。彼の言葉によると、スタートアップが抱える問題は多岐にわたり、その中でも営業やPR活動、採用、コミュニティ形成など特に重要です。こうした課題へ、プラットフォームは体制を借りて支援を行っていくそうです。