インフォコムが新たなERP「GRANDIT V4」を発表
インフォコム株式会社は、企業の多様なニーズに応えるために、新バージョンの国産ERP「GRANDIT V4」を2025年6月下旬に正式にリリースします。このアップデートは、企業が直面する変化に対して柔軟に対応できる次世代のシステムを提供することを目的としています。
GRANDIT V4の特長
「GRANDIT V4」では、以下のような革新がなされています。
1. API連携の強化
新しいバージョンでは、API(Application Programming Interface)連携が強化されています。これにより、システム間のデータが即時に反映され、リアルタイムでの情報共有が可能になります。企業は迅速かつ的確な意思決定を行えるようになり、意思決定のスピードを大幅に向上させることが期待されます。
2. ローコードツールによるコスト最適化
「GRANDIT V4」では、視覚的な操作が可能なローコードツールが導入されており、これにより開発期間を短縮し、コストの最適化が実現します。テンプレートを使用したり、部品を組み合わせることで、従来の方法と比べてスムーズに開発を行えます。さらに、グループ企業間で共通のERPを使うことで、全体のコストを最適化することができるのです。
3. 段階的な機能導入の実現
必要な機能だけを選び、段階的に導入することが可能になりました。これにより、システム全体の導入期間を短縮できるだけでなく、ビジネス環境の変化に応じて必要な機能の追加や変更も容易に行えるようになります。
これらの特長に加え、ユーザーにとって使いやすい画面デザインも採用されており、操作性にも配慮されています。
GRANDIT V4開発の背景
企業が求めるのは、単なる効率化やコスト削減ではなく、変化に強い経営基盤です。GRANDIT V4は、経営判断をサポートするためのプラットフォームとして、必要な時に必要に応じた組み合わせが可能な柔軟なものであり、企業の成長と柔軟性を支えます。
GRANDITについて
「GRANDIT」は、コンソーシアム方式によって業界を代表するIT企業が集まり、様々な知恵とノウハウを集大成した進化系ERPです。経理や人事、製造業務をはじめとした基幹業務はもちろん、ビジネスインテリジェンスや電子商取引、ワークフローなども標準搭載しています。多言語や多通貨対応、マルチカンパニー機能により、日本企業がグローバルに成長するための可能性を広げることができます。
GRANDITコンソーシアム
GRANDITコンソーシアムは、日本企業に最も適した、最新技術基盤を採用したERPパッケージを開発するために、2003年に設立されました。設立以降、製品やサービスの品質向上を目指して定期的な活動を行い、顧客のニーズに応えるための努力を続けています。
企業に柔軟で成長を支える新たなツールを提供する「GRANDIT V4」。その開発背景や機能の詳細については、特設サイトも活用してぜひチェックしてみてください。
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