NEC初のオープンイノベーションイベントで未来を創造するパートナーシップを発表

NECが初開催した「NEC Open Innovation Night」

2025年2月28日、NECはオープンイノベーションの促進を目的にした初のイベント「NEC Open Innovation Night～仕掛けよう、未来。」を開催しました。このイベントには事業会社の新規事業開発担当者やベンチャーキャピタル（VC）が参加し、オープンイノベーションの重要性が強調されました。

近年、企業は急速な変化に適応し、成長を遂げるために外部との連携を重視し始めています。特に、スタートアップとの共創は新たな価値を生み出すカギとなっており、多くの企業がこの流れに乗り始めています。通常の営利事業だけでなく、社会全体に貢献するようなイノベーションが求められる中、NECは「仕掛けよう、未来。」を掲げて、この分野に積極的に取り組んでいます。

イベントでは、NECが recentなオープンイノベーション体系「NEC Open Innovation」を発表。これは、外部から技術やアイデアを取り入れるインバウンド型と、自社の技術を外部に提供して事業化を促進するアウトバウンド型の二つのモデルから成ります。さらに、これらを結ぶためのビジネスコンテストやコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）の活動についても紹介されました。また、NEC XのCEOがスタートアップのアクセラレーションに関する具体例を提示し、2025年夏には東京で新たなスタートアップスタジオの設立も発表しました。

イベントのハイライト

スペシャルクロストーク
NECの関与に加えて、富士通のシニアディレクターやCarbide Venturesのゼネラルパートナーも参加し、オープンイノベーションについての活発な議論が交わされました。各社の視点からの実践的な意見が共有され、これまでにない新しい可能性が広がりました。

スタートアップセッション
資本提携を結んでいるスタートアップ「Spready」とのセッションでは、両社の連携による新規事業創出の展望が語られ、参加者たちの期待が高まりました。このように、イベントを通じて分かち合われたアイデアは、新しいビジネスチャンスを生む一助となるでしょう。

ネットワーキングの場
イベントの最後には懇親会が開催され、参加者同士のネットワーキングが行われました。ここでは、新たなパートナーシップの形成について熱心な会話が交わされ、共創の可能性について具体的な方針が議論されました。「日本を元気にしよう」という熱意が感じられる場面も多く、皆の心を一つにするようなエネルギーがありました。

参加者の反応

イベントに参加した方々の意見には、次のような感想がありました。「NECの本気が伝わり、とても感銘を受けました。」「富士通との具体的なコラボが印象に残りました。」また、「普段お会いできない方々からの貴重な体験を得られて有意義でした」と、高評価が多く寄せられました。

NECはオープンイノベーションを促進しながら新たな事業を開発してゆくとのことで、今後も期待がかかります。このイベントが共創の契機となり、さらなる社会価値の創造に寄与することが望まれます。