267人の未来のエンジニアが集結するジャパンカップ2025
一般社団法人 青少年STEM教育振興会が主催する「VIQRC Japan Cup 2025」と「V5RC Japan Cup 2025」が、2025年3月20日品川インターシティーホールで開催されます。この大会には11カ国から65チーム、合わせて267人のエンジニアの卵たちが集い、技術と創造性を競います。国境を越えた交流や情報の共有が行われ、参加者同士が互いに成長できる場となるでしょう。
日本最大級のVEXロボット競技会
本大会は国内で最大級のVEXロボット競技会であり、VEXロボティクスプログラムは世界中の教育機関で採用されています。子どもたちがロボットを設計し、プログラミングを通じて実際に動かすことで、科学や技術、工学、数学(STEM)の知識を実践的に学ぶことができる画期的な教育プログラムです。
この大会はただの技術競争ではありません。創造力、問題解決能力、そしてチームワークといった非認知能力を育む国際的なイベントとして、高く評価されています。2019年に東京ビッグサイトで開催されたiREX Cup以来、2大会同時開催が実現し、未来のエンジニアたちが一堂に会する貴重な機会となります。
大会の概要
開催日程
- - 大会名: VIQRC Japan Cup 2025 / V5RC Japan Cup 2025
- - 日時: 2025年3月20日(木・祝)9:00~16:00
- - 会場: 品川インターシティーホール(東京都港区)
出場チーム・国数
- - VIQRC Japan Cup 2025: 44チーム(トルコ、タイ、香港、アメリカ、ベトナム、インド、日本)
- - V5RC Japan Cup 2025: 21チーム(オーストラリア、カザフスタン、香港、中国、台湾、日本)
計65チーム、267人が出場予定です。
大会の見どころ
国際教育の最前線
ロボット競技会は国際教育の最前線であり、世界中の小中高生がそれぞれの技術と創造力を活かし、国を超えた協力と競争を体験します。各チームが持ち寄るアイデアや技術がどのように融合し、新しい解決策が生まれるのか、非常に楽しみです。
STEM教育の実践
この大会では、ロボットを通じて論理的思考力や問題解決能力、チームワークを養うことが期待されています。また、V5RCの「Big Dippers」およびVIQRCの「From Zero」は、アメリカ・ダラスでの世界大会出場権を獲得しており、競技の中で表現される高度な技術力にも注目です。
開会式とオープニングセレモニー
大会の幕開けには日本の伝統文化を感じられるオープニングセレモニーが予定されています。「SOUND PROJECT」による和太鼓の演奏が雰囲気を盛り上げます。また、彼らは大会前日に和太鼓体験ワークショップを開催し、参加者同士の交流を深める貴重な機会を提供します。
スポンサーと協力
この大会は、川崎重工業やASUS JAPANなど多くの企業の協賛を受けており、参加者にとって理想的な環境が整えられています。大会を通じて国際的なコミュニティが形成され、未来の技術革新を担う人材が生まれることが期待されます。
体験教室も同時開催
大会当日には、小学生向けのロボットプログラミング体験教室も開催されます。参加者は自らの手でロボットを動かす体験を通じて、STEM教育の基礎を学ぶことができます。身近に楽しめる科学技術の面白さを、心ゆくまで味わいましょう。
今年の大会は、参加者、観客ともに新たな発見と成長をもたらすチャンスです。是非、未来のエンジニアたちによる熱戦を見届けてください。