スシローの新たな挑戦「デジロー」
回転寿司チェーンのスシローが、新たな店舗体験を提供するために導入したのが、株式会社あきんどスシローの「デジタル スシロービジョン」、通称「デジロー」です。このデジタルなタッチディスプレイは、岩手県と青森県に初めて導入され、他の地域を含む合計で7店舗に拡大しています。
「デジロー」は、単なるデジタルメニューではなく、回転寿司本来の楽しさをデジタルで再現し、店舗での新感覚の体験を提供します。2023年9月末に導入され、以来、お客さまのニーズに合わせたアップデートが行われてきました。特筆すべきは、回転レーンがなくても、その体験が広がる点で、2024年度のグッドデザイン賞を受賞していることです。
スシローの歴史と理念
大阪市の小さなすし屋から始まったスシローは、40年以上にわたり、すしネタや店舗体験にこだわり続けてきました。「すしに真っすぐ!」という理念のもと、誠実にお客さまに美味しい寿司を提供すべく努力しています。
「デジロー」の導入は、この理念をさらに進化させ、デジタル技術を取り入れることで、いつでも楽しんでいただける店舗空間を作り上げようという思いが込められています。
デジローの機能と魅力
「デジロー」は、タッチディスプレイを通じて新しい寿司の選び方を提案します。流れる寿司を視覚で楽しみながら、指先で簡単に操作し、種類豊富な商品を選ぶことが可能です。また、皆で画面を共有し合い、同時に操作できるため、スシローでの体験がより一層楽しくなります。
さらに、寿司に関する豆知識やクイズが流れることで、食事が盛り上がる要素も盛り込まれています。注文額に応じてスタートする「だっこずしゲーム」など、エンターテインメント要素も充実しているため、特にお子様連れにとっても楽しめる工夫がされています。
新たな体験の場
この度、盛岡高松店と弘前さくら野SC店に「デジロー」が導入されることは、地域のお客さまに新しい体験を提供する大きな一歩です。また、これに伴い、大阪や愛知など5つの店舗でも同様のサービスを展開し、10月末には全国130店舗で「デジロー」を楽しむことができるようになります。
スシローは、ただ寿司を提供するだけでなく、今後もデジタル技術を駆使して、お客様に新しい体験価値を届けることを目指しています。ぜひ、スシローの店舗で「デジロー」を体験し、これまでにない回転寿司の楽しさを味わってください。