有機農業白書発表
2024-09-12 15:25:47

日本初の有機農業白書が発表!持続可能な農業の未来を探る

日本初の「有機農業白書 Vol.1」発表



2024年9月12日、株式会社坂ノ途中は「有機農業白書 Vol.1 ~現状把握から将来展望へ~」を発表しました。この白書は、日本国内外の文献や調査データを基にし、有機農業の現状を多角的に分析した初の成果物です。

この白書の発表は、農林水産省が掲げる持続可能な食料システムの構築に向けた基本的なデータを提供し、今後の政策形成や有機農業の方法論に役立つことを目的としています。特に、2050年までに有機農業の耕作面積を25%に拡大するという農林水産省の目標に対し、実現可能な戦略を提案する意義があるとされています。

有機農業の現状と課題



近年、有機農業への関心が高まり、多くの企業や地方自治体がこの分野に参入していますが、実際には情報が散在し、収集や統合が不十分です。現状、日本の耕地の中で有機農地が占める割合はわずか0.7%にとどまっています。このような状況において、坂ノ途中は全国の有機生産者に対するアンケート調査を実施し、経営状況や課題を具体的に分析しました。特に、売上が500万円以上であることが経営成功の鍵となり、農業そのものに注力することが重要であることが示されました。

白書の中では、有機農業市場の急成長も確認されており、2017年から2022年にかけて日本の有機食品市場は世界トップクラスの伸びを示しています。

未来に向けた展望



坂ノ途中では、2050年までに国内の有機農地の割合が10%を超える可能性があると予測しています。この予測は、欧州連合の成功事例を参考にしており、国際的な動向とも連携しながら推進されるべきです。

新たな挑戦として、地域の自治体や企業への具体的な提案も行っています。持続可能な農業を進めるためには、地方の特性を活かした政策や支援策が求められるでしょう。

提供する価値



坂ノ途中は、2009年の設立以来、環境負荷が少ない農業の普及を推進してきました。特に西日本の約400軒の生産者と提携し、全国の家庭に新鮮な有機野菜を届けるサブスクリプションサービスを提供しています。この取り組みから得られた知見をもとに、今後も持続可能な農業を広げるための情報を発信していく予定です。

「有機農業白書 Vol.1」は、農業に関わる全ての関係者にとって貴重な資料となると考えられています。これを通じて有機農業のさらなる普及が促進されることを期待しています。詳細は坂ノ途中の特設ページを参照してください。


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会社情報

会社名
株式会社坂ノ途中
住所
京都府京都市南区上鳥羽高畠町56
電話番号
075-200-9773

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