ユニバーサルビューの新展開
2018-03-30 15:38:03
株式会社ユニバーサルビューが新たにシードを筆頭株主に迎えた意義とは
株式会社ユニバーサルビューが新たな時代へ
眼科医療機器ベンチャーの株式会社ユニバーサルビューが、株式会社シードを筆頭株主に迎え、新たな展開を迎えることが報告されました。これにより、従来のビジネスモデルの強化が期待され、特に「ブレスオーコレクトⓇ」という独自のオルソケラトロジーレンズの普及活動において重要な一歩を踏み出しました。
符号された筆頭株主の移行
2018年3月30日付けで、シードが当社の筆頭株主に移行し、安田企業投資が運営する投資事業有限責任組合から代わる形での異動です。この株主の変化は、眼科医療機器の開発や製造において重要な意味を持ちます。
シードは1957年設立の大手企業で、コンタクトレンズの製造・販売を行っており、強力なネットワークを持っています。これにより、ユニバーサルビューは新たなリソースを利用し、製品の競争力を高めることができるのです。
「ブレスオーコレクトⓇ」の可能性
ユニバーサルビューが自社開発したオルソケラトロジーレンズ「ブレスオーコレクトⓇ」は、特に革新的です。このレンズは就寝時に装用することで角膜の形状を矯正し、日中には裸眼で生活できるようにするものです。手術を伴わない視力矯正方法として、国内外での普及が期待されています。
2012年には厚生労働省から医療機器承認を取得し、当社が展開する医療機器分野での成長の鍵を握っています。シードとの提携を通じ、全国300以上の眼科専門医との連携が進む中、取り扱い施設や販売網の拡大が期待されます。
学術活動と国際展開
今回の筆頭株主異動を受け、ユニバーサルビュー、シード、東レの3社は、視力矯正に関する学術セミナーの開催など、啓発活動を強化する方針です。また、香港を皮切りにアジア各国への輸出体制の構築も進められており、国際的な視点からも事業の拡大が見込まれています。
物流部門の合理化も含め、効率的な運営が一層重要となっています。これにより、より多くの患者に「ブレスオーコレクトⓇ」のメリットを届けられることが期待されています。
おわりに
ユニバーサルビューが株式会社シードを筆頭株主として迎えたことは、単なる株式の異動に留まらず、視力矯正における新しい潮流を切り開く契機となります。これにより、さらなる技術革新や市場拡大が期待され、眼科分野における新しいスタンダードの確立が見込まれます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ユニバーサルビュー
- 住所
- 東京都千代田区平河町1-7-11
- 電話番号
-
03-5211-1561