江東区公式Instagramがオリジナル楽曲を披露
東京都江東区は、公式Instagramアカウント「いいとこKOTO」において、オリジナル楽曲の制作を発表しました。この楽曲は、同アカウントが公開したリール動画「日本科学未来館」および「深川江戸資料館」で使用されています。本プロジェクトは、映像のみならず音楽を通しても江東区の多彩な魅力を伝えることを目指しています。
公式SNS初の試み
江東区としては、公式SNS用に専用楽曲を制作するのは初めての挑戦。映像とともに音楽からも区の魅力を感じ取ってもらうことで、訪れる人々に江東区の独自性を体感してもらう狙いがあります。「いいとこKOTO」では、開設以来、豊洲千客万来やチームラボプラネッツ TOKYOなどの人気スポットに加え、歴史や伝統文化を持つ深川江戸資料館やジュエリーサショウなど、江東区の幅広い魅力を鋭く発信しています。
特に注目なのは、区内の学生たちが「江東区学生広報サポーター」として、動画の撮影や編集を担当している点です。この若者たちの視点から制作されたコンテンツは、熱意をもって地域の魅力を引き出し、平均1万回以上の再生数を記録するなど、多くの支持を得ています。
新たに生まれた2曲の魅力
今回のオリジナル楽曲は、江東区出身の作曲家・近藤芳樹氏による「したまち散歩」と「きらめき」の二曲です。「したまち散歩」は、深川の下町情緒と穏やかな音色が広がる和風楽曲で、フルート奏者の坂本圭さんの演奏によって、視覚だけではなく聴覚からも情景を感じられるように作られました。対照的に、「きらめき」は新しい湾岸エリアの開放感を反映させた明るく楽しいポップナンバーで、ギターの橘井健一さんやバイオリンのNATSUMIさんにも参加してもらい、より一層の活気を感じさせます。
近藤氏は、「江東区出身の作曲家として、自身のルーツを元に創作できたことに感謝しています。江戸情緒と新しい街の融合が素晴らしい場所です」とコメントしています。音楽と江東区の魅力を楽しむことができるこの取り組みを通じて、多くの人々に江東区の文化と歴史を知ってもらえることを願っています。
企業との連携
また、株式会社ポニーキャニオンがこのプロジェクトに関わっており、江東区のInstagramを活用したプロモーション管理と運用業務を担当しています。このような企業と地域の連携が、地域振興につながることを期待しています。
江東区の魅力と音楽が融合した新たな試みに、ぜひ注目してみてください。今後も「いいとこKOTO」では、地域の素晴らしさを引き出し、音楽と共に発信していくことでしょう。