INTER-STOCK 新機能の登場
2026年2月18日、広島市に本社を置く株式会社オンザリンクスが製造業向けのローコード対応倉庫管理システム「INTER-STOCK」に新機能を追加しました。この機能は、長年の現場課題である棚卸業務の精度を大幅に向上させ、棚卸差異率を10%から1%へと劇的に改善するものです。この機能は、製造業における業務の効率化と在庫管理の信頼性向上を目指しています。
INTER-STOCKとは
INTER-STOCKは、完全にオープンソースであり、ユーザー自身が必要に応じてシステムをカスタマイズできる特徴があります。直感的なドラッグ&ドロップ操作により、製造業に特化した倉庫管理のニーズに応えます。そして、このシステムは現場主導の改善を可能にし、デジタル領域でのカイゼン文化を実現します。
新機能「棚卸計画」の背景
製造業や物流業の現場では、棚卸業務が明確な運用ルールなしに実施されていることが多く、これが在庫データの信頼性を低下させる原因となっています。このような状況を改善するために、INTER-STOCKでは「棚卸計画」という新機能を開発。これにより、棚卸業務の計画的な実施が可能となります。
新機能の概要
「棚卸計画」は、棚卸の対象条件を事前に設定し、計画的に棚卸を実施するための機能です。PC画面から棚卸条件を設定し、ハンディターミナルと連携しながら現場作業を進めることができます。さらに、実際の棚卸結果をPC画面で迅速に確認し、処理を完了することが可能です。
設定可能な棚卸条件
1.
棚卸範囲
- 倉庫全体、特定エリア、棚番、または範囲指定なし。
2.
対象荷主
- 特定の荷主コードを指定し、その在庫のみを対象に。
3.
荷動きの絞り込み
- 荷動きのあった商品のみを棚卸対象に。
4.
棚卸方法
- 一括棚卸や循環棚卸に対応。
5.
複数計画の同時管理
- 複数計画を並行して作成・実施可能。
これらの条件を活用して、ユーザーは自由に棚卸計画を作成することができます。
主要な機能
1. 柔軟な棚卸条件設定
棚卸範囲や対象荷主を自由に組み合わせられ、過去の条件を複写することで、定期的な棚卸計画の作成も簡素化されます。
2. 結果管理と精度評価
棚卸計画ごとに件数差異率と数量差異率を自動算出し、これに基づいて改善活動を支援します。これにより、在庫精度の推移を定量的に評価できます。
3. 直感的なワークフロー
理論在庫と実棚数量を比較し、差異を素早く抽出。条件に応じたフィルタリング機能で、在庫調整プロセスを一元管理できます。
4. ハンディターミナルとの連携
PC画面で作成した棚卸計画を元に、ハンディターミナルで作業を開始。これにより現場作業者の負担を大幅に軽減します。
5. 可視化による管理
各棚卸計画の状態をステータスで管理し、進捗を一覧で把握できます。これが棚卸業務全体のマネジメントに役立ちます。
導入による効果
新機能の導入により、棚卸が計画的かつ条件に基づいて行われることで、在庫精度が向上し、運用が標準化されることが期待されています。この改善によって製造業の業務効率が大幅に向上し、企業全体にプラスの影響を与えることでしょう。
会社概要
株式会社オンザリンクスは、物流DXソリューションの企画・開発・販売を手がける企業で、1999年に設立されました。広島県広島市中区で活動しており、代表取締役は東聖也氏です。会社ウェブサイトでも製品情報を得られますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
新機能の導入により、製造業の業務がどのように変わっていくのか、その変化を楽しみにしています。