無人店舗 売れ筋ランキング
2024-07-10 09:39:24

無人店舗の売れ筋は?関西国際空港近くでWeChat Pay決済対応のウォークスルー型無人店舗がオープン

関西国際空港近くの無人店舗で飲料水が大人気!WeChat Pay決済が9割近くを占める



インタセクト・コミュニケーションズ株式会社が、関西国際空港近くのホテルにオープンした24時間営業の無人店舗。この店舗は、レジを通らずに商品を選んでそのまま持ち帰れる「ウォークスルー型」を採用しており、4月5日からは日本で初めてWeChat Pay決済に対応しました。

オープンから約2ヶ月間、購入者の90%近くがWeChat Payを利用していたことが明らかになりました。売れ筋商品ランキングでは、飲料水が上位を独占。中でも「いろはす 天然水」が1位を獲得しました。

飲料水が売れ筋!上位3位はすべて水



売れ筋商品ランキングのトップ3は、すべて飲料水でした。1位は「いろはす 天然水」、2位は「サントリー天然水550ML」、3位は「エビアン 500ML」となっています。

続く4位と5位には、「いろはす シャインマスカット」と「伊藤園 お~いお茶 緑茶 600ML」といったフレーバーウォーターと緑茶がランクイン。

食品以外では、「TTS CRグレース3電子ライター」が7位にランクインするなど、中国やインドネシアなど喫煙率の高い地域からの旅行者にも人気の商品であることがわかります。

インバウンド需要の高い商品がランクイン



お菓子部門では、「龍角散STのどすっきり飴」が1位を獲得。「龍角散」は、訪日中国人から「神薬」として人気が高い商品です。その他食品部門では、「農心 辛ラーメンミニカップ」など、インスタントラーメンが人気を集めています。

無人店舗の利便性と今後の展開



インタセクト・コミュニケーションズ株式会社の西中芳幸CTOは、「今回の調査結果は、インバウンド客、特に中国からの旅行者が主要顧客層であることを示しています」とコメントしています。

今後、地域のお土産品など、インバウンド顧客向けの品揃えを拡充していく方針です。また、国内決済手段にも対応することで、インバウンド以外の顧客層もターゲットに、大学や企業などへの導入も検討しています。

この無人店舗モデルは、人件費削減、万引き防止、多言語対応など、多くのメリットを備えています。顧客にとっては、レジ待ちなしで欲しい商品をいつでも購入できる利便性があります。店舗側にとっても、人件費を抑えつつ営業時間を拡大できるため、売上増加と運営コスト削減の両立が期待できます。

インタセクトとCloudpickは、この無人店舗の設置を通じて、日本の小売業界に革新をもたらし、国内外の旅行者に快適な買い物体験を提供することを目指しています。


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