環境への配慮を新たな基準に
2023年10月、株式会社エクセリは、業務用無線機やトランシーバーのレンタル事業において、カーボン・オフセット電力の導入を発表しました。この取り組みは、エクセリが提供するレンタル無線機の充電およびメンテナンスに使用する電力を環境に優しい電力に切り替えるもので、すでに約20,000台の無線機を対象に実施されることが決定しています。
カーボン・オフセット電力とは?
カーボン・オフセット電力は、利用される電力のCO2排出量を実質的にゼロにするために、再生可能なエネルギー源や森林吸収型プロジェクトから排出権を購入する仕組みです。エクセリでは、長崎県対馬市の市有林を利用した間伐促進プロジェクトを通じて、年間に約36トンのCO2の排出量を相殺することが可能になりました。
この取り組みにより、法人や自治体、イベント事業者の方々は、無線機を使うだけで脱炭素社会に貢献できる体験をすることができます。エクセリは、「環境への配慮も、無線機選びの基準に」との理念のもと、この試みを進めています。
背景と今後の展望
近年、2050年カーボンニュートラルを実現するための取り組みが全世界で進んでおり、企業に対しては間接排出を含めた温室効果ガス削減が求められています。エクセリもこれに対応するため、日常業務で発生するCO2排出量の可視化を進めており、再生可能エネルギーとJ-クレジット制度を活用したカーボン・オフセットを実現しました。
さらに、エクセリは今後もより多くの無線機製品やサービスに環境に配慮した仕組みを取り入れる方針です。ESG経営を重視する企業に選ばれる無線機レンタルサービスの提供を目指していきます。
まとめ
エクセリのカーボン・オフセット電力導入は、無線機レンタル業界に新たな風を吹き込むものです。環境への配慮が叫ばれる今、企業は持続可能性のために何ができるかを真剣に考えるべきです。エクセリの取り組みはその一例であり、無線機を必要とする全ての法人や団体にとって、有意義な選択肢となるでしょう。
お問い合わせ
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今後も、エクセリの活動に注目し、環境への意識が高まる中での無線機レンタル市場の動向を追いかけていきましょう。