新しい学びの形
2021-01-12 18:00:05
新しい学びの形、オンラインとフィールドワークで地域を活性化する教育プログラム
ニューノーマルにおける新たな学びの挑戦
株式会社SPACEが、環境省と共同で新たな教育プログラム「宝島キッズラーニングプロジェクト」を発表しました。このプログラムは、富士箱根伊豆国立公園内の三宅島と小笠原国立公園内の母島を舞台に、子供たちに地域の自然資源を体験を通じて学ばせる内容となっています。収束しつつある新型コロナウイルスにより、観光業が大きなダメージを受けた今、地域振興にも貢献する画期的な試みです。
プログラムの内容
「宝島キッズラーニングプロジェクト」では、オンライン授業とフィールドワークの2本立てのプログラムを提供します。対象となるのは、小学5年生から中学3年生までの子供たちで、彼らが未知の自然環境にふれながら、探究心を高めることを目的としています。
三宅島プログラム
1. オンライン授業(実施済み、2020年11月15日)
火山島である三宅島には、さまざまなタイプの石が存在することを学び、自宅での実験を通じてその石の正体を探求します。
2. フィールドワーク(実施済み、2020年11月28日から29日)
現地のネイチャーガイドと共に、実際に島を訪れ、特殊な地形や色合いを持つ大地の様子を観察します。オンライン学習の内容がフィールドワークでどのように生かされるのか、体験する貴重な機会となります。
母島プログラム
1. オンライン授業(実施済み、2021年2月7日)
海の影響を受けた母島の文化や生物と「シークレットリキッド」との関係を探るプログラムが展開されます。
2. フィールドワーク(2021年2月13日から14日予定)
実際に母島に足を運び、オンラインで学んだ内容を深掘りする実習が行われる予定です。特に、液体の背景にある歴史を辿りながら、母島の魅力を学ぶことができます。
今後の展望
このような新しい学びを通じて、SPACEは家族単位でのワーケーションの施策を実現し、地域の活性化を進める計画です。教育プログラムに参加した子供たちが、地域の自然資源を守り、これを次世代へと継承する重要性を理解することに繋がります。さらに,各地に示された新たな観光客層を引き寄せることで、地域経済の再生にも貢献していくことを目指します。
参加方法
母島プログラムに関しては、公式ウェブサイトにて申し込みが可能です。参加は無料であり、フィールドワークに関する費用は実費となるため、各自の負担が必要です。
このプログラムは、環境省の「国立・国定公園への誘客の推進事業」にも採択されており、地域振興に積極的に関与していく意義ある活動です。地元の観光資源をいかに活用し、地域を守るかには、未来を担う子供たちの視点が必要不可欠です。今後も続報にご期待ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社SPACE
- 住所
- 東京都世田谷区北沢1号19番15号K1ハウス302
- 電話番号
-
03-4455-9259