INFORICHとJR東海エージェンシー、ChargeSPOT広告枠提供開始へ
株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区)は、株式会社JR東海エージェンシー(本社:東京都港区)と新たな提携を発表しました。これにより、INFORICHが運営するモバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」に搭載されたデジタルサイネージ広告枠の一部をJR東海エージェンシーに提供することが決定しました。このサービスは、2025年2月1日から新幹線駅構内に設置されるデジタルサイネージで利用可能となります。
提供の背景
INFORICHは、2024年9月にSSP(Supply Side Platform)の開発が完了し、これを基に今後はDSP(Demand Side Platform)との連携を図りながら、ChargeSPOTのデジタルサイネージ広告を拡大していく考えです。一方のJR東海エージェンシーは、東海道新幹線の利用者を主なターゲットにした多彩な交通メディアを活用し、ユーザーにとって有益な広告展開を行ってきました。
「ChargeSPOT」は2021年10月からすでにJR東海の新幹線駅で設置されており、これまでの利用者からも高い評価を得ています。今般の広告枠提供により、利用者に対してさらに馴染み深い情報提供の機会が生まれると期待されています。また、これはDSPとの連携が進む前段階としても重要な意味を持つでしょう。
提供詳細
提供対象となるのは、以下の新幹線の各駅に設置されるChargeSPOTのデジタルサイネージです。
- - 東京駅
- - 品川駅
- - 新横浜駅
- - 小田原駅
- - 熱海駅
- - 三島駅
- - 新富士駅
- - 静岡駅
- - 掛川駅
- - 浜松駅
- - 三河安城駅
- - 名古屋駅
- - 岐阜羽島駅
- - 米原駅
- - 京都駅
- - 新大阪駅
以上の16駅に合計21台が設置される予定で、各駅に20スロットタイプのバッテリースタンドが設置されることになります。これにより、新幹線の利用者は必要に応じてモバイルバッテリーを手軽に利用できるだけでなく、デジタルサイネージ広告を通じて様々な情報を得ることが可能になります。
この提携により、視覚的な広告展開の新たなステージが築かれることが予想されており、今後の動向に注目です。INFORICHのモバイルバッテリーレンタルサービスとJR東海エージェンシーの交通メディアの強みを生かした新たな広告モデルが実現することで、利用者にとってより便利で有用なサービスが提供されることになるでしょう。
まとめ
新しいテクノロジーとサービスが交差するこの提携は、特に新幹線を利用する方々にとって、便利さと情報取得の両面で大きな変化をもたらすことが期待されています。今後の展開から目が離せません。