株式会社ドローンショー・ジャパン、資金調達で業界のトップへ
株式会社ドローンショー・ジャパン(本社:石川県金沢市、代表取締役:山本雄貴)は、シリーズAラウンドで約5億円を調達しました。この資金は、LEDライト搭載のドローンショーを拡大し、国内外の市場での成長を目指すために使用される予定です。
エンタメ業界の革新を目指す
ドローンショー・ジャパンは、「世界をエンタメ化する」というビジョンを掲げています。近年、ドローンを用いたエンターテインメントショーの需要が増加しており、2030年には1,500億円市場に成長する予測が立っています。市場の拡大に伴い、業界での競争も激化していますが、同社は独自に開発したドローンショー専用機体を利用し、高品質かつ低価格のサービスを提供することで、顧客ニーズに応えています。
資金調達の詳細
今回の資金調達は、三井住友海上キャピタル、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルなど多くの金融機関からの支援を受けて実現しました。この資金は、機体開発のコスト削減、新技術の研究開発、プロフェッショナル人材の採用の強化に充てられます。特に観客の記憶に残る演出を実現するため、クリエイティブな人材の採用を積極的に進めていきます。
新オフィスの設立
同社は2024年秋を目指して東京に新たなオフィスを開設します。この拠点を通じて、さらなる事業展開と市場へのアプローチを強化していく予定です。
投資家の期待
三井住友海上キャピタルの平井氏は、今回の資金調達が予定を上回る成功を収めたことを祝し、ドローンショー・ジャパンの将来性を確信しています。また、三菱UFJキャピタルの野田氏は、同社の技術力と運営ノウハウを活用することで、増大する需要に応えることを期待しています。
今後の取り組み
山本社長は、「いただいた資金を活用し、独自開発のドローン専用機体の性能向上に努めます。国内での圧倒的な実績を基に、世界市場への視野も広げて新たなエンタメを提供します」と決意を述べました。独自技術を武器に、エンターテインメントの新たな可能性を追求し、業界の進化に寄与することを目指しています。
最後に
ドローンショー・ジャパンは、国内でのドローンショー市場のリーダーとして、今後の展開にますます期待が寄せられています。彼らの挑戦がどのように進化し、新しいエンターテインメントの形を作り出していくのか、ぜひ注目していきたいところです。