携帯電話と写真
2011-03-09 12:20:04

日本人の3人に2人、携帯電話より幼少時代の写真を守りたい理由

日本人の83%が、携帯電話を無くすよりも幼少時代の写真を失うことを嫌がるという調査結果が出ました。これは、現代社会でスマートフォンが日常生活において不可欠な存在であることを反映しています。ノートンの調査では、過去5年間で日本人は平均して1.4回も携帯電話の紛失または盗難に遭っている一方で、32%の人々が携帯電話にパスワードを設定していないという事実も判明しました。

データ消失のストレス


携帯電話を無くすことは精神的なストレスを引き起こすことが一般的です。調査では、携帯電話を紛失したとき、57%の人が連絡先情報の喪失を最も嫌だと感じ、プライバシーが侵害されることに不安を覚えていると答えています。また、携帯電話を紛失した際の感情には、「憂鬱さ」(69%)や「不安」(66%)、「パニック」(32%)といったものがあることも示されています。

高まる解決策のニーズ


日本において、携帯電話の紛失や盗難に遭った人の半数以上が、解決のために約18,800円を支払うことを厭わないと回答しています。この金額は他のアジア諸国(約8,700円)と比べて高いことが特徴です。しかしながら、携帯電話の紛失や盗難は「拾った者勝ち」であるため、簡単に解決できないケースも多々があります。実際に、助けを得やすいと考えている人はわずか25%に過ぎません。これは、多くの人が問題解決の難しさを理解していることを示しています。

セキュリティ意識の向上


調査によると、現在スマートフォンを持っている人や、過去に携帯電話を紛失または盗難に遭った人は、パスワードを設定する傾向が高いことが分かりました。現在携帯電話を持つ日本人の68%が、パスワードで保護していると回答しています。これは、調査した国の中でも最も高い数値です。また、約50%の人々が携帯電話のセキュリティ面に不安を抱いており、55%が遠隔操作によるロックやデータ消去の有料アプリを購入する意向があると示しています。

スマートフォン依存の現実


62%の日本人が、携帯電話を失うよりも幼少期の写真を失いたくないと考えています。これからも携帯電話が日常生活の中心にあることを考えると、その中に内包されるデータの保護はますます重要になってきます。

ノートンの取り組み


シマンテックは、携帯電話の増加とそれに伴うスマートフォン依存がネット犯罪の温床になると警告しています。そのため、ノートンモバイルセキュリティを通じて、紛失や盗難に遭ったAndroid端末の位置情報を特定し、遠隔でデータを消去したりロックする機能を提供しています。これにより、現代の消費者のデータ保護ニーズに応えていく考えです。ノートンでは、パソコン以外の端末にもセキュリティを提供し、ユーザーを守るための対策を強化していく所存です。

会社情報

会社名
株式会社シマンテック
住所
東京都港区赤坂1-11-44赤坂インターシティ9階
電話番号
03-5114-4000

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