新たな冒険の幕開け
この度、株式会社新興出版社啓林館が、文研出版ブランドから『発車オーライ!山の電車「いたずら号」』を発売しました。この物語は、小学二年生のトオルが一人で電車に乗り、彼の旅の中で成長していく様子を描いています。
あらすじ
物語はトオルが、山に住むひいばあの家から、母の待つ町のアパートに帰るところから始まります。しかし、その電車は普段とは異なり、山の不思議な電車「いたずら号」だったのです。トオルは無事に目的地に着くことができるのでしょうか。
編集者からのメッセージ
本書は、トオルが車掌となり、自分の駅へ向かう冒険が主なテーマです。彼が乗った電車には様々な動物たちや生き物が加わり、さらには山からてんぐが乗ろうとしてきます。トオルは新たな仲間たちと協力し、てんぐの乗り込みを防ぐために奮闘します。この経験を通じて、彼は少しずつ自信を深めていくことになります。
物語の魅力
この物語は、友情や勇気、協力の大切さを子供たちに伝えてくれる内容になっており、楽しいキャラクターやユーモラスな状況が織り交ぜられています。タヌキや妖怪たちも登場し、読者を飽きさせることがありません。トオルの成長を見守ることで、読むほどに自分自身の冒険心に火をつけられることでしょう。未体験のワクワク感を小学生にとっての大きな魅力となるこの本、ぜひ親子で楽しんでみてください。
著者プロフィール
著者のいぶき彰吾氏は、1954年に長野県で生まれました。日本児童文学者協会や信州児童文学会の会員であり、彼の作品は子供たちに愛され続けています。『朝に吹く風』では専門の文学賞を受賞した経験もあり、他にも数多くの児童書を手掛けてきました。
挿画を担当した田中六大氏は1980年に東京都で生まれ、児童書の挿絵を多く描いています。彼の作品には、人気シリーズも含まれ、子供たちの心をつかむ独特のタッチが評価されています。
書籍情報
『発車オーライ!山の電車「いたずら号」』はA5サイズで価格は1430円(本体1300円+税)です。ISBNは978-4-580-82646-5となっており、全国の書店でご購入いただけます。興味のある方は、是非下記の公式サイトもチェックしてみてください!
文研出版公式サイト
この本を通じて、子供たちが新たな発見と冒険を体験し、物語の中で心を育んでいくことを願っています。