寄付プラットフォーム「CatsMeコネクト」で殺処分ゼロを目指す新たな挑戦

猫の未来を守るために

最近、「多頭飼育崩壊」という社会問題がますます注目されています。猫を愛する人々の中には、経済的な理由から不幸な状況に置かれるケースが増えているのです。そうした中、猫の飼育支援アプリ「CatsMe」を提供する株式会社Carelogyは、新たな寄付プラットフォーム「CatsMeコネクト」を立ち上げ、保護猫団体への支援をより透明に提供する取り組みを開始しました。

森代表と崎岡社長の連携

「CatsMeコネクト」では、保護猫団体「マイフレンドキャット掛川」への寄付を行い、殺処分ゼロを目指す社会の実現を目指します。代表の森さんとCarelogyの崎岡社長が手を組むことで、動物愛護と社会福祉が融合した新しいアプローチが実現しました。

このプラットフォームは、保護猫団体の寄付金がどのように使われるのかが見える化されているため、寄付者は確実にその支援が役立っていると感じられるのです。寄付金の85％が団体に、残りの15％が運営費に充てられます。この割合は、透明性と持続可能性を両立させるためのものです。

社会全体で解決する課題

多頭飼育崩壊の問題は、個人や団体だけで解決するものではなく、社会全体の構造に起因しています。人々が猫に対する強い愛情を持ちながらも、経済的な困難に直面する現実が影を落としています。「CatsMeコネクト」は、その背景を理解し、資金が本当に必要な現場にしっかりと届ける仕組みを整えています。

CatsMeコネクトの仕組み

このプラットフォームは、単に寄付を集めるだけでなく、寄付金がどのように使われるのかを厳正に審査します。保護猫団体や関連団体と直接コミュニケーションを取ることで、必要な援助を的確に届けることが可能です。さらに、多頭飼育崩壊の早期発見や一時保護、避妊・去勢、里親支援といった具体的な課題に直接対応する資金循環モデルを構築しています。

持続可能な支援体制

CatsMeは、収益の一部を寄付に回す持続可能な運営モデルを採用しています。寄付者とCarelogyの双方が責任を持ち続け、長期的な支援が可能な体制を整えているのです。このようにして、地域のボランティア団体との連携が強化されており、支援の質も高まっています。

地域に根ざした活動

「マイフレンドキャット掛川」は静岡県掛川市に位置する市民ボランティア団体で、2022年に設立し、今年の2月から保護猫シェルターを運営しています。地元の方々の協力により、里親が必要な猫たちを新しい飼い主に繋ぐ活動を行っています。

自身たちの活動を通じて、地域の人々が関心を持ち続けることが多頭飼育崩壊の防止にもつながります。私たちは「CatsMeコネクト」を通じて、猫と人が共存できる持続可能な社会を実現するため、今後も取り組みを続けていきます。

今後の展望

CatsMeプロジェクトは、来年の2025年10月には新たな生成AIを組み込んだ「ペットアドバイザーAI」を実装する予定です。これにより、さらに多くの飼い主や動物愛護団体をサポートすることが期待されています。私たちは、猫の未来を守るため、継続的に新しい挑戦を続けていく意思を持っています。

「CatsMeコネクト」についての詳細は、こちらからご覧いただけます。