ミシュラン本社移転1周年
2024-11-13 14:12:22

群馬から世界へ:日本ミシュランタイヤ、本社移転1周年で進化を発表!持続可能な未来に向けた取り組みとは?

グローバル企業が群馬県太田市から世界へ:日本ミシュランタイヤ、本社移転1周年で新たな章へ



2023年8月に東京都新宿区から群馬県太田市へ本社機能を移転した日本ミシュランタイヤは、2024年11月13日、太田本社内に建設した新社屋「PARK棟」を公開し、移転から1年の進化を発表しました。

「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランは、創業の地である群馬県太田市を新たな出発点とし、社員、地域社会、地球環境との共存を目指した取り組みを本格化させています。

社員の働き方改革:ワークライフバランスと多様性を重視



本社移転を機に、日本ミシュランタイヤは社員の声を積極的に聞き取り、働き方改革を進めてきました。通勤サポートや社宅の整備、フレックスタイム制の導入など、ワークライフバランスを重視した環境づくりに取り組んでいます。

移転後、社員の満足度調査を実施した結果、全体の78%が以前の働き方と比較して現在の働き方に満足していると回答しました。特に、通勤や宿泊に対する会社のサポートに満足しているという声が多く聞かれました。

環境配慮型新社屋「PARK棟」:持続可能性へのコミットメント



新社屋「PARK棟」は、環境への配慮を徹底した設計となっています。群馬県内の業者による設計・施工で搬入マイレージを削減し、コンテナ建築を採用することで内装処理や資材消費を抑えました。遮熱効果の高い部材を使用することで、冷暖房によるCO2排出量も抑制しています。

また、コンテナと鉄骨のハイブリッド構造を採用することで、コンテナ特有の小さなスペースとその間に大きな吹き抜け空間を作り出し、社員間のコミュニケーションを促進する設計となっています。

地域との連携強化:産官学連携によるイノベーション創出



日本ミシュランタイヤは、群馬県太田市への本社移転を機に、地域との連携を強化しています。地元企業との共同事業や、群馬大学との産学連携プロジェクトなど、地域社会への貢献を積極的に進めています。

2023年8月からは、群馬県下の物流企業、車両動態運行管理企業、群馬大学とコンソーシアムを組み、DXを活用した物流業界の課題解決に取り組んでいます。この取り組みは、ドライバー不足や環境問題といった課題解決に貢献すると期待されています。

グローバルなサステナビリティへの取り組み:2050年までに100%持続可能なタイヤの実現へ



ミシュランは、2050年までに100%持続可能なタイヤを製造することを目標に掲げています。大西洋での帆船による海上輸送の推進、東南アジアの天然ゴム栽培および森林保全の最適化、自動車産業の電動化への貢献など、グローバルに脱炭素への取り組みを進めています。

日本ミシュランタイヤは、本社移転を機に、これらのグローバルなサステナビリティ戦略をより積極的に推進していくことを表明しています。

今後の展望:群馬県太田市を拠点に、持続可能なモビリティ社会の実現へ



日本ミシュランタイヤは、群馬県太田市を拠点に、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて、更なる進化を遂げていくことを目指しています。社員の働き方改革、環境への配慮、地域社会との連携を強化することで、人・地球・利益の調和を実現し、未来へ向けた成長を続けるでしょう。


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会社情報

会社名
日本ミシュランタイヤ株式会社
住所
群馬県太田市植木野町880
電話番号

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