岩手の絶品あい鴨、ブランド名が「たのはた鴨」に変わります！

岩手の絶品あい鴨が新たに生まれ変わる

岩手県下閉伊郡田野畑村で育まれる、あい鴨のブランドが2026年3月1日から新たに「たのはた鴨」となります。この新しいブランド名は、地域の特性とその誇りを強調するために変更されます。これにより、消費者に育てられている環境や生産者の顔がより良く伝わることを目指しています。

ブランド名変更の背景

「岩手で育てた絶品鴨」として広く知られるこの鴨は、食卓や飲食店で絶賛されてきましたが、ブランドの認知が高まる中で、地域名を前面に出す必要性が高まりました。田野畑村はその自然の豊かさから、あい鴨の生産量が全国一を誇る土地です。地域の人々の支えとなる清らかな水や空気が、鴨の育成に不可欠な環境を提供しています。

新たなブランド名称「たのはた鴨」は、田野畑村そのものであること、地域が一つにまとまってこのブランドを支えているという強いメッセージを込めたものです。こうした思いを反映させることで、より多くの人々にその魅力を知ってもらえるでしょう。

新しいブランドロゴ

ブランド名の変更にあたって、「たのはた鴨」のロゴも新たに制作されました。このロゴは田野畑村と株式会社甘竹田野畑、株式会社アマタケの三者が共通で使用できる“共用ロゴマーク制”が採用されています。ロゴはあい鴨をモチーフにし、自らの故郷を思わせる温かみのあるデザイン。色合いには落ち着きのある紫が使用され、地域への愛着を感じさせます。

生産拡大と地域との連携

ブランド名の変更は、地域との繋がりや生産体制の強化をも意味します。2025年度には約45万羽のあい鴨処理を計画しており、2026年には50万羽、そして2027年には60万羽に増やす予定です。この計画により、地域経済の活性化や新たな雇用の創出を目指します。

田野畑村のあい鴨生産は、地域に根ざした持続可能な取り組みとして位置づけられています。地元コミュニティへの貢献を通じて、地方創生のモデルケースとなることを目指しています。