サイバーエージェント縦型アワードの世界公募スタート
2026年を目指すアカデミー賞公認の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が新たなプロジェクト「サイバーエージェント縦型アワード」を発表しました。このアワードでは、より高い効果と表現力を求めた縦型動画を対象に、世界中から作品を公募しています。締切は2026年3月31日です。
縦型動画の未来を示すアワード
この取り組みは、株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山内隆裕)とのコラボレーションにより実現しました。主な目的は、縦型動画クリエイティブの未来を新たに切り開く場を提供することです。縦型コンテンツは近年、急速に進化し、その価値がますます高まっています。
対象部門と応募フロー
アワードでは、ライブアクション、アニメーション、ノンフィクションの各部門に応募した作品の中から、特に創造性やメッセージ性、映像表現の革新性を有するものを選考します。そして、アワード受賞者には賞金として50万円が授与され、さらに、副賞として最新のAIを用いたクリエイティブスタジオ「極AIお台場スタジオ」での体験ツアーや作品制作権も提供されます。
なお、応募方法は2つに分かれており、2026年1月31日までに応募した場合は、SSFF & ASIAの各部門に従った作品がサイバーエージェント縦型アワードの選考対象となります。一方、2月1日以降の応募は専用フォームから受付ける形となります。詳細な応募方法は、公式のウェブサイトを参照してください。
昨年度の成果と期待
初回の2025年度アワードでは、5団体がノミネートされ、最終的に「こねこフィルム」がアワードを受賞しました。プレゼンターの岩井俊二監督は「皆さんの表情を見ていると、思わず笑顔になってしまいます」と述べ、日常の中にある縦型映像の自然さを強調しました。これからの atuaにも、国内外からの新たな優れた作品が投票されることに期待が高まります。
極AIお台場スタジオとは
「極AIお台場スタジオ」とは、3DCGやAIを活用したクリエイティブ制作を行うスタジオです。最新のLEDウォールやボリュメトリックキャプチャ、編集設備を備え、縦型動画制作においても最高の環境を提供します。このような場所を利用することで、未来の映像表現がさらに洗練されることが期待されています。
クリエイターへのメッセージ
今年も、アグレッシブでダイナミックな縦型ショートフィルムに挑戦するクリエイターや役者たちの活躍を支援したいと思います。サイバーエージェントの安藤達也氏は「世界的に注目される本フェスティバルにおいて、2026年も縦型アワードが実施できることを光栄に思います」と語り、より多様なクリエイティブ表現を期待し、楽しみにしています。とコメントしました。
この新たなアワードが、未来の映像表現の可能性を開く第一歩となることを心から願っています。あなたも縦型動画の未来に貢献してみませんか?