EduCareとFCEが資本業務提携を発表
2025年10月1日、株式会社EduCareが株式会社FCEとの資本業務提携を正式に発表し、4,000万円の資金調達を終えました。この提携は、教育と金融の協力を通じて、新たな学びの機会を提供することを目指しています。
新しい金融機関のビジョン
EduCareは「学ぶ人のための、新しい金融機関」を目指し、教育ファイナンスを通じて学生たちの学びを支援しています。今回の提携により、FCEの「7つの習慣×セルフコーチング」に基づく人的資本価値の向上を図りつつ、EduCareが提唱する教育ROI(投資対効果)の改善にもつながります。
教育ROIの意義
EduCare独自の教育ROIは、学生が選んだ専門職において得られる初任給や賃金の成長率をもとに計算され、学費を分母として将来のリターンを定量的に可視化することができる指標です。この取り組みは、学生が教育への投資をより賢く行えるようサポートすることを目的としています。
提携の具体的な活動内容
今回の提携に基づいて、両社は様々な協業を展開していく計画です。具体的には、以下のような活動が挙げられます。
1.
学校開拓及び研修提供の連携: FCEによる教育研修の提供と学校紹介を整合。
2.
奨学金返還制度の導入支援: FCEの企業ネットワーク向けにEduCareが奨学金の代理返還制度の導入支援を実施。
3.
人材紹介モデルの構築: セルフコーチングを受講した人材の企業へのマッチングを行います。
このようなスキームは、EduCareにとって初の上場企業との協業であると同時に、FCEにとってもサービスシナジーを創出する重要なステップです。両社は、教育・人材・金融の交差点で新しい価値を生み出すことを目指します。
企業理念の共通点
EduCareとFCEは、人的資本の最大化と教育ROIの向上という共通のビジョンを持っています。FCEは「7つの習慣」に基づいた研修を行い、人材の成長を目指しています。一方、EduCareは教育ファイナンスを通じて、持続可能な学びの機会を提供しています。この協力により、両社は「人の価値向上」と「学びの機会の確保」の両面を強化することが可能です。
今後の展望と協業の推進
今回の資本提携を背景に、今後両社はさらに深い協業を推進していく方針です。具体的には、様々な教育機関や企業との連携を進め、学びを支える環境を広げていく予定です。また、EduCareでは新たなチームメンバーを募集中で、教育や金融に興味を持つ人々に向けたチャンスを提供しています。
2025年10月からの新たな取り組みに注目しつつ、EduCareとFCEが手を携えた未来の教育環境の進化に期待したいと思います。