フジクラがポーター賞受賞
2025-10-09 11:22:55

フジクラ、独自性を評価されてポーター賞を初受賞

フジクラ、初受賞のポーター賞とは



株式会社フジクラの情報通信事業部門が、独自性の高い事業戦略を評価され、権威ある「ポーター賞」を受賞した。この名誉ある賞は日本企業の競争力向上を目指し、一橋大学大学院の国際企業戦略専攻が主催している。ポーター賞の受賞は今回が初めてとなる。

ポーター賞について



ポーター賞は、2001年に創設され、毎年独創的な戦略を実行し、高収益性を維持する企業を表彰する目的で行われている。この賞は、ハーバード大学のマイケルE.ポーター名誉教授の名前にちなんで名付けられたものであり、今年で第25回を迎える。日本の企業が独自のイノベーションをもたらし、競争力を高めていく中で、この賞が果たす役割はますます重要になっている。

フジクラの受賞理由



フジクラが受賞した理由は、同社が独自の製品と製造技術に基づいた高付加価値領域を創り出し、特異な事業戦略を展開している点にある。特に、日本の光ファイバ市場の飽和状態から、従来の光ケーブルの生産・販売から完全に撤退し、間欠固定型リボンファイバを使用した新しい光ファイバケーブルに特化したことが評価された。新しい構造は超多心、細径高密度、軽量であり、製造費用と顧客の施工費用を大幅に抑えることを可能にした。

さらに、フジクラは光ファイバ素線や光部品、機械などの関連製品も全て自社で提供しており、顧客に対してトータルな配線ソリューションを提供している。これにより、顧客が直面するさまざまな課題に対応し、価値を創出し続けている。特に、販売戦略においては、顧客側の総費用低減を訴求し、適正な価格を得られるような活動が行われている。

インターナショナルな展望



ターゲット市場を海外に広げ、米国のハイパースケール・データセンター市場での成功を収める一方、欧州においても大手通信キャリアや鉄道市場を中心とした浸透が進行中である。これにより、フジクラは競合他社との差別化を図りながら、高収益性を実現している。

今後の展望



フジクラの取締役社長CEOである岡田直樹は、2025年12月2日に東京の一橋講堂で開催される「ポーター賞競争力カンファレンス2025」に出席し、自社の競争戦略について語る予定だ。このカンファレンスは、価値創造の新たなロジックを探求する場であり、業界関係者や学生にとっても貴重な情報源となることが期待されている。

今後フジクラは、デジタル社会の構築に向けて更なる技術革新を進め、”つなぐ”テクノロジー™を用いた顧客の価値創造と社会貢献を目指していく。

我々もこの新たなチャレンジに注目していきたい。


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会社情報

会社名
株式会社フジクラ
住所
東京都江東区木場1-5-1
電話番号
03-5606-1030

トピックス(経済)

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